077 09月02日

週末の私事(わたくしごと)ハイパー。 

 2歳から大学を卒業するまで、22年間(だって一浪一留だもん)暮らした街があります。当時、東京急行電鉄(あのマルキュー=109の東急ね)が開発した街です。駅から10分程の所に巨大な団地郡があり、その周りを閑静な住宅地がある、といった街でした。巨大な団地郡は全部で47棟、ほとんどが5階建てだったので、団地だけでも約1250家族が暮らしていました。私もその団地の住人でした。
 当時通っていた小学校は生徒数約2000名、その後通った中学校は後に新設校に分裂しましたが、私が1年生の頃は14クラスありました。ほとんどの友達が同じ団地に住んでいる、そして小学校中学校合わせて9年間同じ学校で過ごす・・・、といった環境ですから、中学を出る頃には、学年全体、また同じ団地内で暮らす同じ年のヒトは全て友達、知らないヒトはいない、という状況でした。私達にとって、実に楽しい少年期を過ごした場所に間違いないのです。
 そして私達は中学を卒業し、それから20数年の月日が流れて現在にいたります。親の住む 「実家」 はそこの団地にあるけれども、仕事のために地元を離れてしまったヒト、また私のように実家もろとも地元を離れてしまったヒト、それぞれの人生がこの20数年の間に存在していたはずなのです。
 実は私達昭和40年生まれは、今年40歳になります。なんだかゴロも良いので、大好きだった地元で何かしでかしてやりたいな、と思っていた私がいました。幼稚園の時からの幼なじみがウチに呑みに来てくれた先日、何かやらかそうよ、というこのハナシを切り出しました。その友人は現在都内に住んでいるのですが、実家はまだ地元団地にあります。「母さん連中は今でも付き合いがあるみたいだから、そういったネットワークも使えるぞ」 という彼の言葉もあり、連絡のつく連中を全て地元に呼び戻して呑み会を実現させちゃおう、という話に発展しました。
 その後、なんだかんだと話が大きくなっていき、当時存在していたいくつかの仲良しグループにも連絡がつき始めました。この10数日は毎日、「おい今日は○○と△△と連絡がとれたぞ」 といった電話をしている私とその幼なじみです。今日(1日)現在、男子女子(とはいってももう皆おじさん、おばさんだけどね)合わせて約30人程の連絡が確認できています。更に嬉しいことに、中学校の先生達とも、10人程連絡がついているそうです。こりゃーなんだか凄いことになってしまいました。当時はよく遊んでいたけれども、中学卒業後は全く会わなくなった連中も出席予定です。昭和40年生まれ今年40歳連中が、それぞれどういった 「40歳」 を迎えているのか、とても楽しみで仕方がありません。
 当時私が好意を寄せていた女性も来るかもしれませんし、仲が悪かった野郎も来るかもしれませんが、そんなモノは全て時(とき)が解決してくれているハズです。もちろん当日は帰るつもりはありません。朝までコースではなくても、泊めてもらえる所は無数にありますから。いやー、地元っていいですよね。さて、そんなイベントが行われるのは実は明日だったりします。実はおねーちゃんのバースディなので、プレゼントを渡したら地元に向かいます。ごめんねおねーちゃん。
 んが、更に凄いことが発覚しました。20数年振りに私達が地元に集まって呑んでいる明日、テレビ12チャンネルで放映される 『アド街ック天国』 は、その地元が選ばれて放送される日だったのです。なんという偶然でしょう。私達はきっと集まるべくして集まることになったのでしょう。明日は運命の日となってしまいました。スッゲーっ!
 てなワケで興味があるヒトはテレビを観てくださいな。私が諸君と同じ高校時代含んだ22年間を過ごした街が紹介されます。駅名は 『たまプラーザ』、地名は 『美しが丘』 ってんだ。人生ってナニが起こるかわからない楽しさを持ったモノなんだね。諸君も楽しめる人生を歩んでくれよな。てか今回のハナシは↓今日の一言そのままかも・・・。
 ぢゃな。
 良い週末を。


いいことを思いついたら、気心の知れた友達にまず話そう。人の思いつきの芽を摘むのが好きな人たちに出会う前に、熟成させる時間が必要だから

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