084 09月13日

ハピバス。 

 実は先週土曜日は人生40回目の誕生日でした。てなワケでとうとう大台に乗っちゃいました。当日は部活の大会で出張中でした。「今日は誕生日だぞー」、なんて宣伝するつもりはなかったのですが、私の誕生日を知っている方にいただいたメッセージカードに、「Push」 なんて文字があったので押してみたら、バースデーソングが流れ出してしまってバレてしまいました。その場にいた演劇部の1年生部員に、「あ、私のお母さんと同じ歳だ」 なんて言われちゃいました。はふ。もうそんな世代なのね。
 それはさておき、毎年誕生日に心掛けていることがあります。「叱らない」 ということです。自分の記念日に嫌な気持ちになりたくありませんから、この仕事に就いてからは毎年誕生日が来ると、「ウチのクラス、今日は誰も悪いことしないでくれよな・・・」 という思いで過ごしていました。今年は土曜日だったので諸君と接することがありませんから、「叱らない」 という心配はありませんでした。それはそれで良かったのだけどもナニ気にさみしかったな・・・。
 ま、更にそれはさておき、「誕生日」 ってなんなのでしょう。私の好きなヒトのひとりに、北原照久さんというヒトがいます。テレビの鑑定番組でおもちゃを専門に鑑定しているヒトです。顔写真を見れば諸君も、「あ〜、知ってる」 と言うヒトだと思います。以前朝読のために教室にも置いておいた(残念ながら今は置いていない。おねーちゃんのウチに 「読めぇ〜!」 と持っていってしまった)そのヒトの本に答えが書いてありました。
 「誕生日は母親が命をかけて自分を生んでくれた日なのだから、命をかけて自分を生んでくれた母親に感謝しなければいけない日なのだ」 と、いうことです。確かにそうだよな、と思った私です。出産を期(き)に、自らの命を落としてしまったり、生まれて来るはずの子供の命を落としてしまったりするようなことがあります。そう考えると母親はやっぱり命をかけて私を生んでくれたのだな、と改めて確認してしまいます。
 そんな誕生日だった先週土曜日、仕事を終えて帰宅した私に、「そういえば今日は誕生日だったんだね」 と、母が声をかけてくれました。照れくさかったのですが、「うん、そうだよ。生んでくれてありがとう」 と母に言ってみた40歳になりたてのオジサン斎藤でした。
 んでんでんでんでんで、↑のメッセージカードと一緒に頂いたプレゼントの中味は、なんとその北原さんの新刊本でした。しかも表紙をめくるとそこには、「To Mr.Taku Saito」 というメッセージの後に、直筆(じきひつ)のサインが添(そ)えられていました。
 地元横浜で24年ぶりの同窓会を開催した先先週土曜日の週末もかなりハイパーでしたが、このプレゼントのおかげで先週土曜日の週末もかなりなハイパーな週末になっちゃいました。長生きすると素敵なコトがあるものですね。諸君も長生きするのだぞ。私は人生120年だと思っています。まだ3分の1です。この先80年は生き続けてやるぞってなモードです。きっと楽しいのだろうな。
 更に更にそれはさておき、誕生日はお母さんに感謝する日なのだぞ。このことを自覚してくださいな。ウチのクラスは9月生まれが多いんだからさ・・・。
 ぢゃな。


幸せを感じた瞬間を思い起こそう。まわりの人にも聞いてみよう。「これまででいちばんの一日ってどんな日だった?」話すにつれて、相手が力強くなっていくことに気づくだろう。いつでも、もっと生き生きとしたあなたになれる

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