089 09月21日

明日は講演会。 

 明日の午後、体育館でAIDSについての講演会があります。夏休み前にも講演会があるよ、と話をしましたよね。今日はそんなオハナシです。
 「だったらそのハナシ明日にすればいーじゃん」 なんて思わないでください。明日は週末なので昨日のお馬鹿話しの最終回を載せなくてはならないので・・・。うっひっひ。
 18、9年前、国外でAIDSというウィルスの感染者が出始めた時、国内での感染は時間の問題ではないか・・・といわれていました。案の定、その言葉通りに国内でも感染報告が相次ぎ始め、その後は増えつづける一方でした。たとえが悪いかもしれませんが、我々の認識や受けとめ方に、「狂牛病(なつかしいな)」 に似通う部分が多い気がしませんか。
 ニンゲンというものは悲しいモノで、自分や身近で実際にコトが起きなければ 「自分には関係ナイヨ・・・」 という意識が働いてしまいます。たとえば病気ひとつしたことのないヒトは、健康維持に対して結構無関心、ところがひとたび病気になってしまうと、いわゆる 「健康オタク」 といわれてしまうくらい、健康維持(いじ)に対して詳しくなって、病気の予防や健康維持の取り組みに対する意識がめちゃくちゃに高くなります。だったら最初っから意識して知識をつけて取り組んでいればいーじゃないか!って感じなのですが・・・・・・。
 AIDSというモノに関しても、同じコトが言えると思うのです。今後は、「自分には関係ナイヨ・・・」 では済まされなくなっていくのです。数年前 「神様、もう少しだけ」 というテレビドラマがありました。AIDSに感染してしまった女子高校生が主人公のこのドラマは、やたらに走るシーンと泣くシーンと思い違いのシーンが多かったのが気になりましたが、妙にリアリティさを感じました。おそらく放映されていた当時よりも、今の方が更にリアリティさを感じるはずです。
 明日諸君に話をしてくれる講師の方は、実際のお医者さんで、患者として諸君と同じ年代のヒト達と数多く接してきた(というか接している)方です。そして、「AIDS・・・」 なんて演題がついていますが、その内容はAIDSに関した話だけではなく、あらゆる性感染症に関した話が中心ですから、自然と話に引き込まれていくはずですし、その内容もこの先参考になること間違いナシです。
 だってね、以前講演の後に講師の方が保健室で相談の時間を設けてくれたことがありました。そしたらもー保健室にはあふれんばかりの生徒達が一気に押し寄せちゃって・・・、てなコトがありましたから。皆何か身に覚えがあったようでした・・・。
 先にも書いたように、これからこういったコトが身の回りに増えていく可能性が高いです。患者・感染者数が年々増加傾向にある中で、その治療・対処法も日々進歩していくはずです。ま、とにもかくにも正しい理解を持ち、誤解や偏見をなくしていくことが大切になっていきますよね。
 と、いうわけで、明日の講演会をお楽しみに、ってな感じです。はい。
 それよりも、昼休みがいつもより早いので、明日はジュースやパンは買えるのか・・・、てコトが気になるなぁ。 


分かち合おう。常に豊かでいるために

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