106 10月18日

昨日の続き。 

 悩んで悩んで結局、先生になろうかなぁと思い始めたのは、高校3年生の夏でした。部活を引退し、いよいよ受験勉強をしなければならなくなったときに、最後の進路相談がありました。『スッチー』 になる夢をどうしても諦(あきら)められなかった私は、先生と2時間ほど話した結果、『スッチー』 と少し興味のある 『教師』 のどちらにも進めるような語学専門の学科に行くことに決めました。ですが、この時期に行われる大学入試直前模試で、いつも足を引っ張るのは、英語でした。
 英文法の大嫌いな私が、このような状況で、英語学科を受けることは難しいと考えた先生が勧めたのが、中国語です。中国語は人口の多さから、世界で一番話されている言語であり、中国語を学ぶことで、多くの道が広がるのではないかという考えからでした。先生の言葉の話術によって、中国語なら出来る気がすると容易に考えた私は、中国語学科がある、通える範囲の大学を探しました。それで入ったのが文教大学というわけです。
 大学に入り、教員の免許を取得したいという思いのほうが強くなり、どうせ取得するのであれば、自分の専門科目である 「中国語」 の免許を取りたいと思うようになりました。教員の免許をとるには、人より多くの単位(授業の数みたいなもの)をとらなければならないので、一生懸命勉強しました!!自慢ではないけれど(自慢かな・・・)、毎学期、成績優秀者として、掲示板に学籍番号が張られていました。
 そして、教員免許を取得するための重要な実習として、中国語の授業のある、この桐生第一高校で勉強させていただくことになったわけです。自分の出身校でないので、不安なことも多く、実習が始まるまで、かなり悩みました(先日のように胃が痛くなりそうでした・・・笑)。ですが、斎藤先生とみなさんに出会って、今、一日一日が楽しくて仕方ありません。実習をさせていただいて、「教師っていいなぁ・・」と改めて実感しています。
 この実習を通して、「絶対に教師になる!!」 私はこう思いました。『スッチー』 を諦めたわけではありません。私は、『夢』 というものは、一つに絞(しぼ)らなくてもいいと思います。ずっとこうなりたいと思ってきた 『夢』 をそう簡単に諦めることは、みなさんにも出来ないと思いますし、私も出来ません。ですから、『夢』 はあくまで 『夢』 であり、いつか絶対叶えてやるという思いがあれば叶うと思っています。人生そんなに甘くないと思った人もいると思います。ですが、何事にも本当に真剣に取り組めば、道は開けると、私は信じています。みなさんには、若いうちにいろいろなことを経験し、学び、考え、そして自分の進む道を決めてほしいと思っています。
 みなさん、努力をすることを忘れないでください!苦しくて辛くて挫折しそうになっても、絶対に努力することをやめないでください。もし、悩んだり、苦しくなったら、一度立ち止まってみてください。みなさんの周りには、支えてくれる仲間がいて、親身になって一緒に悩んでくれる先生がいます。頑張ってくださいね!!
 みなさんの『夢』が叶うと、私は信じています。私もみなさんに負けないように精一杯努力していきたいと思っています。

 ↑凄い!星先生はスーパー大学生です。私の大学生時代が恥ずかしくてたまりません・・・。他のクラスのヒト達には悪いけれども、諸君達30名は星先生という素敵な財産をゲットしたのですよ。星先生、素敵なメッセージをありがとうございました。きっと教師になれると信じています。さ、実習も今日を入れて残すところあと4日間です。おまえらわかっているだろうな、素敵に過ごしていくのだぞ。イェ〜イ!
 試験2日目。ハマれ。 


友だちは悲しみを半分にしてくれる

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