127 11月18日

学校を変えろ。 

 今日は生徒会役員選挙の立会演説会です。生徒会というと、中学校の時の思い出がよみがえります。
 「俺は生徒会長に立候補するぞー!」 中学3年のある日、お馬鹿仲間のひとりが突然言い出しました。お馬鹿仲間だった我々は 「こいつが生徒会長になれば、なんだか面白そうだな」 といった軽いノリで、一緒に選挙活動をしていたのですが、あえなく会長には落選してしまいましたが、「オブザーバー」 か何かの役職をもらうことになりました。そんな彼の生徒会入りをきっかけに、「生徒会を乗っ取ってやろう。生徒会を我々お馬鹿仲間で仕切ってしまえば面白くなるのではないか・・・」、誰からともなくそんな計画が浮上してきました。
 生徒会長や副会長、書記などの選挙には誰かが立候補します。それ以外のヒトは図書や放送、保健などの各委員会に散って、必ず委員長になります。委員長になると生徒会に参加できるからです。こうして生徒会関連の議席の大半を、我々お馬鹿仲間で占めてしまおうと思ったのです。そうすれば放課後残って行う会議も、体育館で全校生徒と行う生徒総会も、楽しいモノになること間違い無しだ・・・・・・、という計画となりました。
 どこの学校もそうかもしれませんが、自ら好んで役職に就こう、というヒトがあまりいないのが現状でした。そんな中だったので、我々の計画は見事に成功、放課後の会議の席に来た担当の先生は、我々の顔を見るなり 「お前らナニ企(たくら)んでるんだ」 と言っていましたっけ。
 結局その期間は 「生徒会=真面目」 ではなく 「生徒会=不真面目」 なんていうレッテルを貼られそうになるくらい、毎度の会議も生徒総会も笑いの中で終わっていました。各委員会の予算を変えたり、校則の一部を改正したり、それなりの成果もきちんと残したハズです。「この学校は俺たちが動かしているんだ、ふっふっふ・・・」 くらいの勢いを持っていた、お馬鹿仲間達がいました。いや、ホントに楽しかった。
 今日の立会演説会をうけて、来週月曜日の朝に投票が行われます。その後放課後には開票だったような・・・。投票の時に迷わないように、今日の立会演説会はしっかりと聴く(「聞く」ではないぞ。心を向けて「聴く」のだ)ようにしましょう。
 「生徒会」 という名称が示す通り、生徒の生徒による生徒のためのモノが生徒会ですから。「学校をもっと良くしてやろう」 「コレってちょっとオカシイんじゃないか?」、または当時の私達と同じく 「生徒会の存在自体を楽しいものにしてしまえ」 「乗っ取ってしまえ」 でも何でもヨイと思います。「我こそは!」 と思うヒトは来年立候補してください。約2年残っている学校生活を、面白くするのも快適にするのも、基本的には諸君次第です。何も行動を起こさずに、「あーじゃねーの、こーじゃねーの」 とぶーたれていても何も変わりませんもの。
 今週は週末のお馬鹿話でなくて悪かったですね。良い週末を。
 ぢゃな。


がんばるな。いいかげんに

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