147 12月20日

若さ。 

 さ、今週も2日目になっちゃいました。今日はちょいと、「詩」 を紹介します。まずは読んでみてください。

       若さというのは若いからあるんじゃない
       人間だから あるんだ
       若さというのはただある
       しかし
       若さはつくり出すことができる
       人間だから    それができる
       若さというのはただある
       しかし
       それがどんなにすてきな事なのか
       若いために知らない
       しかし
       人間は君だったら
       それがいったい何なのか    知ってるんだ。

 1960年高崎に生まれ、1977年17歳の時、エレキギター練習中に感電死、死後に多くの絵や詩、日記・ノートが残され、高崎に水彩美術館も作られた山田かまちさんのことを知っているヒトも多いと思います。同級生で当時一緒にバンドを組んでいたのは、ボウイというバンド(諸君は存在すら知らないかもしれないな・・・)にいた氷室京介さんです。今日はその山田かまちさんの詩を紹介させていただきます。
 実は数年前、私はこの学級通信のためにほぼ毎日新しい原稿を書いていました。諸君と出会った今年度は、毎日原稿を書いていない私がいます。なぜか・・・・・・。
 今まで関わっていた生徒達に発信した内容を、諸君にも発信しておかなくてはならないかな、と感じるので、もういっかい発信しよう、と昔の原稿をあさっているからです。この詩もそんなモノのひとつなのです。決して毎日呑んだくれて、手を抜いているわけではありません。なーんて言い訳だったりしますが・・・。
 さて、↑は 「詩」 ですから解釈の決まりなんてものはありません。諸君の自由に解釈していいものと、私は思います。声に出して読んでみてください。
 そういえば4年前、「朝読」 用に買ってきた山田かまちの本があったハズなのですが、その時の生徒に貸したまま戻ってきていないのを思い出しました。返してもらいましょ、そして諸君にも読んでもらいましょうかね。確か今は大学4年生です。
 ま、そのウチに他の詩も紹介をしていくつもりです。
 どーでも良いのだけど、ここ数日の夜ウチに帰った時の部屋の寒さっつーたら、もー泣きたくなるくらい寒いんだけど・・・・・・。
 でも泣かない。
 ぢゃな。 


誰だって産んどるんやで。お母ちゃんにだってできたんやで。大丈夫

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