160 01月26日

山はシロガネーゼ。 

 スキー&スノーボードが学べる、ウインタースポーツ教室が近づいています。
 こんな(こんなってどんなだよ)私でもその昔、スキーにかなり入れ込んでいた時期があります。
 最初にスキーを経験したのは、小学校1年生の時でした。それから小学校を卒業する頃まで、父親は兄と私を毎年一回はスキーに連れていってくれていました。中学に入ってからは行かなくなりましたし、中学や高校にはスキー教室がありませんでしたから、その間はスキーとは無縁でした。え、父親は連れて行ってくれなかったのかって?確かこの頃から家庭事情がフクザツになり始めた斎藤家だったのでした。ひゃ〜。
 「やっぱ大学生は、スキーとテニスとコンパ(飲み会)だよね」 という軟派(なんぱ)な考えを持って大学生になった私は、約7年ぶりでスキーに行くことになりました。 「ふん、ちょろいちょろい。多少のブランクはあるものの、毎年やっていたんだから・・・」 と、意気込んでスキー板をはいたのですがさてどーでしょう。転びまくっていた私でした。家庭事情がフクザツになっていた間に、コツも何も忘れてしまい、すっかり初心者と化していました。
 その後免許を取って、ローンを組んで中古車を購入してからは、更にスキーに行く回数が増えていきました。冬になると、毎週のように行っていました。よく街中で、うしろにスキー場のステッカーを貼っている車を見かけませんか。ペタペタとステッカーなんか貼っちゃってカッコワルイなぁ、と今では感じるのですが、当時の私は同じコトをやっていました。
 さて、来月諸君が宿泊する 「苗プリ」 は、実は私なんかの世代からしたら、ある意味あこがれの存在だったのです。オサレ(お洒落)な外観のホテルでは、毎年のようにユー○ン(個人的には苦手なのだ)や、とんね○ずといったビッグタレントがライブを行ないます。館内のレストランやショップ街を始めとした各施設は、充分すぎるほど充実しています。客室で、ナイター照明に浮かび上がるゲレンデを窓越しに眺めながら・・・・・・。う〜ん、なんてロマンチックなんでしょう。あ、私には不釣り合いな言葉を書いてしまいました。
 ま、そんな野郎同士で泊まりに行くなんてヒトはあまりいませんでした。「彼女と行くなら苗プリ」 といったキーワードまであったほどです。今はどうなっているかわかりませんが、当時は葉書を送って、抽選に当選しなければ、シーズン中は宿泊できないほどのホテルでした。私も過去に一回だけ宿泊したことがあります。そういう時に限ってケンカしないように、と思うのですが、案の定ケンカしてしまいましたっけ。あ〜あ・・・。
 私にとってそんなセレブネーゼだったような聖地に、なーんで諸君と一緒に行かなくちゃいけないんだよ・・・・・・、なんてことは思わないようにします・・・。はりきって行きますので、諸君もはりきって行きましょう。
 あ、こんなことを書くと、相当スキーが上手いのでは、と勘違いされそうですが、回数こなしている割には見事に下手くそです。どんな所でも滑るのですが、板は揃(そろ)っていないわ、腰はへっぴりだわ、髪の毛はそそけて(←意味わかるかね)鼻は真っ赤だわ・・・・・・。
 見て笑わないように。
 ま、今回は昨日書いたように人生初スノーボードに挑戦するつもりなのでスキーははかないと思います。転びまくっているであろう私をお楽しみください。人生はいくつになっても挑戦の連続なのだ。
 ぢゃな。 


深呼吸!

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