179 02月23日

がむしゃらでね。 

 毎日毎日しつこく言っているのでわかっているとは思いますが、大事な学年末試験前の授業は、今日と明日でオシマイです。予餞会や卒業式予行、そして卒業式をはさんで、来週の今日には学年末考査が始まってしまいます。準備はバンタンでしょうか。
 明日は週末のプチお馬鹿話を載せようかと思っているので、今日はしつこいほどにこのオハナシです。ホームルームでも話をしましたが、学年末試験の場合は各教科とも、「試験返却→赤点→課題やレポート提出→セーフ・・・」 といった、今までのように低得点のヒトに対する一連の救済措置をこなす時間がありません。わかりますよね、ですから一発勝負なのです。しかも失敗は決して許されない一発勝負なのです。
 こんなことを諸君に偉そうに話している私ですが、私ほど一発勝負の本番に弱いオトコはいないのではないかというほど、本番に弱いオトコでした。テストなんかで、「良い点」 を取ったことは皆無(かいむ=全く無いこと)でした。けれどもテストに対する準備では誰にも負けないぞ、というくらい頑張った記憶があります。
 何故かというと、一発勝負の本番には弱いとわかっているので、事前の努力だけは最大限にしちゃうかな、と思ったのです。ですから、ありとあらゆる努力をしました。どうせ本番では失敗しちゃうかもしれないから、悪あがきだけは目いっぱいしちゃおうかな、と思ったのです。けれども、それだけ準備をしてぶつかっていくと、たとえ結果が駄目駄目であっても、「やるだけやったんだから・・・」 と思うことが出来ます。「失敗は決して許されない一発勝負」 とか言いながら、失敗したって・・・、とか、なんだか矛盾していることを言っていますが、要は 「がむしゃらに勉強してくださいな」 ってことを諸君に伝えたいオヤジ斎藤なのです。
 諸君みんなが私と同じだとは思いませんが、がむしゃらに勉強して受けた試験の後味というのは、結構良いモノなのです。知っているヒトもいるかもしれませんが、1年生最後の試験でもある今回、諸君にもがむしゃらに勉強して試験を受けてもらいたいな、と思いました。
 試験範囲を各教科担任が教えてくれています。試験範囲は 「出る」 とわかっている所です。それに対して、「どーせやったって駄目なんだからいーや・・・」 なんて思っているヒトはいませんか?よく聞く言葉、よくある言葉かもしれませんが、モノゴトなんでも 「やってみなけりゃわからない」 のです。
 「やったって無駄」 ということほど 「無駄」 なことはありませんから、「やってみなけりゃわからない」 というモードで取り組んでください。ま、こういったことは、今回の試験に限らず普段の生活全般についてあてはまることなので、常に念頭に入れておくとよいかもしれません。
 なにはともあれ来週から決戦です。過去を振り返らずに、悔いのないように行こうじゃないですか。
 あ、確かそんな内容の短歌か俳句があった気がします・・・、思い出せねーや。ごめん。
 ま、とにかく、やってみなけりゃわからない!てコトで。
 ぢゃな。 


自分の気持ちに嘘をついて、楽な道を選ぶのはよしなさい。そのときは楽な道だと思っても、後々その道はつらい道へと変わります

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