029 05月23日

ハマりなさいな。 

 今日から試験が始まります。準備は万端(ばんたん)ですか。早めの登校の朝べん、放課後残っての午後べんしますか。今朝は朝べん希望のヒトがいたので、ごっそり(でもなかったかな・・・)と差し入れをしました。朝べん来られたヒトも、来られなかったヒトも、この後始まる試験を頑張ってくださいな。
 さて、そんな試験中ですが朝読は変わらず続行します。クラスによっては昨年度は試験勉強OKだったクラスもあったかもしれませんが、私的にはそれは許されません。てか、ハマっていないヒトは早く朝読の魅力にハマって欲しいのです。そんなワケでちょちょいと見直し 「朝の読書」。
 8時50分のチャイムが鳴ると、とりあえずは 「静かにしよう」 という雰囲気にはなっているようです。それまでには必ずショートホームルームを終わらせるようにしているので、鳴る前に既に本を読み出しているヒトもいます。そんなヒトは、しっかりと 「朝の読書」 を自分の中で確立しているヒトなのでしょう。
 しかしながらそうではないヒトも見受けられます。「ナニ気にコミック漫画を読んでいるヒト」 「手に本は持っているのですが目は閉じているヒト」 「レポート類をせっせとやろうとしているヒト」 「こちらからは見えないと思ってナニヤラ聴いているヒト」 「机の下でナニヤラいじくっているヒト」 「ただボーっと、自分の世界をしているヒト」・・・・・・。ちょろっと観察すると、「朝の読書」 をしていない、以上のようなヒトビトが確認できます。
 私は、以前に諸君のために仕入れてきた文庫本をちょろちょろ読んでいます。・・・・・・が、手前味噌で申し訳ないのですが、コレがまた面白いのです。これらの本を買う時には、内容の細かいところまでは把握(はあく=理解すること)できません。もうホトンド私の第六感(シックスセンスってーヤツだな)で仕入れてしまいます。ってーことは私の勘が冴(さ)えてるってーことでしょうか。「おーっ!コレ買ってきて良かったよ!」 と素直に思ってしまいます。早く皆ハマってしまえばなぁ、なんていつも思っています。
 この 「朝の読書」 の時間というのは 「ゆとり」 そのものだということを諸君は理解していますか。なんだかんだと忙しい毎日を過ごしている中で、毎日必ず10分間の読書時間が確保できる・・・・・・広い世の中にはこれっぽっちの読書時間も確保できないヒトもいると思います。そんなヒトに比べたらなんて嬉しいことなのでしょう。
 そう、生活に 「ゆとり」 をもってもらうための時間が 「朝の読書」 なのです。漫画を読んだり音楽聴いたりレポートこなしたりといった、ちっぽけなコトに費やすための時間にしてしまったらもったいないったらありゃしません。活字を読むことで、我々に返ってくるものにははかりしれないモノがあります。精神面でも知識面でも 「読書」 は無駄にはなりません。習慣付けることによって、豊かな大きな人間になっていくハズです。せっかくそんな機会を与えてもらっているのですから、他のコトしないでしっかりと 「朝の読書」 していこうじゃーないですか。
 あ、Positive読むのもいいけど10分間も必要ないでしょ。
 さ、今まで漫画を読んでいたヒト達、変化をするチャンスです。
 私に直接声をかけられる前にちゃんとした 「本」 を読んでください。
 あ、漫画は漫画でそれなりに良いモノだと思っています。ただ朝読の時には読んで欲しくありませんし、活字の良さを知って欲しいというコトもありますので、不適切ってーコトです。
 試験1日目、緊張しろ。
 ぢゃな。 


誰かに親切にされると、この人僕のこと好きなんだなあと思う。誰かに冷たくされると、この人何か悩み事があるんだなあと思う

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