053 06月26日

じぃぃぃ〜ん。 

 はい、今週も始まっちゃいました。そして期末試験まで一週間ジャストとなりました。学んでいますか、取り組んでいますか、教科書持ち帰っていますか。そしていっぱいいっぱいになっていませんか。
 試験前や試験中の朝読の時間は、「読む」 という行為をしてください。試験があろうとなかろうと、ゆっくりと朝読に取り組む位の余裕を持って学ぶ姿勢が大切です。と、普段諸君に促(うなが)している私ですが、昨日は、いっぱいいっぱいになっているのは私自身かもしれないな、と思う出来事がありました。
 毎日、退勤時間になると真っ先に退勤し、母の入院する病院に行き、その後帰宅して家の用事を済ませて、ようやくゆっくりと呑み始めることが出来る時間が午後8時です。早いじゃん、なんて思うヒトも居るかもしれませんが、放課後に残れない分の仕事を早朝に出勤して片付けなければならないので、朝は4時半に起床となるため、マッハで呑んで10時頃には撃沈君と化さなければなりません。ですから私的には、「早い」 ではなく、「遅い」 位の時間なのです。
 それでも仕事が片付けられないので、土曜日や日曜日に出勤をして仕事を片付けている私がいます。昨日の日曜日(コレ書いていた)も出勤して、いろいろと仕事を片付けようと企(たくら)んでいました。
 諸君もお気づきのように、私は先日後ろ髪を切りました。ここ何年か通っているウチの近所の美容室のママさんが、短時間の間にお手ごろ価格で、しっかりとシャギーを入れてカットしてくれるのです。そう、ここ何年かは 「理容室(=床屋)」 ではなく、「美容室」 に通っていた私です。しかし幼い頃からその昔までは、髪の毛を切る、といったら床屋中心の生活でした。
 耳の穴掃除をしてくれたり、鼻毛を切ってくれたり、マッサージをしてくれたり、コーヒーを入れてくれたり、ヒゲと一緒に顔の産毛を剃ってくれたり・・・・・・、といった様々のサービスをしてくれるのが床屋の魅力でしたし、髪の毛を切る以外の、そういったことをされている時間に感じる、じぃぃぃ〜んという、なんともたとえようのない快感が好きだったのです。
 昨日、出勤しようと電車を降りて、とぼとぼと歩いていると、「あ、最近は顔の産毛を剃っていないし、今日は時間的に余裕があるから、床屋で顔だけ剃ってもらおうかな」 と思い立ちました。そして、駅と学校の中間程に位置する、以前も顔剃りだけをお願いしたことのあるその店に立ち寄りました。
 蒸しタオルを顔にあててもらい、久しぶりにじぃぃぃ〜んという快感を覚えながら、「あ、これなんだな。余裕があるってこういうことかもしれないな」 と思いました。時間に追われている日頃の自分とは違う自分がいたのです。それなので、いっぱいいっぱいなのは自分かもしれない、と思ったのです。
 今週から私は、多少なりとも余裕を持って過ごして行こうと思います。諸君にもそんな感じで試験に臨んでもらえたらな、と思いました。うーん、しかしどうしたら余裕を持って過ごして行けるんだろう・・・。起床時間を3時半にしてみるか・・・。
 あ、余裕ぶっこいてるから勉強なんかしなくてへーきだよ、なんていうのは、逆の余裕ですからね。勘違いしないように。
 ぢゃな。 


どんなにご機嫌な人だって、弱音をはいたり、誰かを責めたりしたくなるときがある

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