064 07月11日

掃除好きかい。 

 今年度最初のPositiveで紹介した松下幸之助さんのハナシをしたいと思います。松下電器の創始者です。「なんだ?コジマやヤマダなら知ってるけどマツシタなんて知らねーよ!」 なんていうヒトもいそうなので、世界で通用するブランド名で書くとわかるでしょう。Panasonic(パナソニック)です。
 すでに他界されてしまいましたが、実はこのヒト、経営の神様なんていわれていました。いや、今でも言われています。この松下幸之助の人生観や仕事観は、現在になっても経済界や政界のあちらこちらで引き継がれ、特に経営者といわれるヒト達から、経営の神様と崇(あが)め奉(たてまつ)られているのです。

 「掃除の出来ない者は何もできない。身の回りの汚れている場所を掃除して、きれいにすればするほど自分の心も清められ、人間が出来ていく」
 
 経営の神様松下幸之助は、こういった考え方を持っているヒトでした。掃除を怠(なま)けているヒトがいたりすると、「心の修行が出来ていない!」 と厳しく叱ることもあったそうです。もちろん全ての経営者が松下幸之助の考え方に影響を受けているわけではありませんが、これってどんなところでもフツーの常識のような気がしませんか。
 板前さんや大工さん等の職人の世界でも、何かモノを売る商売人の世界でも、新人が入っていくと必ず掃除することから始めさせられます。掃除がちゃんとできるようになって初めて、本業の仕事を教えてもらうようになります。
 要は掃除もロクに出来ないヒトに、仕事なんか出来るはずない、ということです。ですから、松下幸之助のこの考え方というのは、仕事をするヒト達の中ではかなり重要な考え方だ、ということになります。
 ここまで書くと、掃除というのはヒトのためにするものではなく、自分のためにするものだ、ということがわかってきませんか。ま、掃除する以前に、ゴミを散らかさないということも、もちろん大事なことなのですが・・・・・・。
 残念ながら今の1組は、たまに汚い時があります。終礼の時、床の上にゴミが散らばっていたり、ゴミ箱の周りにゴミが散らばっていたり・・・・・・。掃除をきちんとする前に、ゴミをきちんと捨てるという認識をつけて行く方が先かもしれませんね。
 まずは、掃除大好きニンゲンになりましょう。
 今日は短くて御免ね。実は今夜はお楽しみなんだよ。うひひひひ。
 ぢゃな。 


ご機嫌な人の頭の中では、いつもご機嫌なBGMがなっている

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