065 07月12日

タマにゃマトモに。 

 我々一般社会人の給与形態(きゅうよけいたい=給料を決めるシステム)の中に、「固定給」 と 「歩合(ぶあい)給」 というものがあります。固定給は毎月毎月の月給が決まっていて、ほぼ毎月同じ額の給料が支払われるシステムで、安定した一定の金額をもらうことができます。それに対して、歩合給というのは、その仕事をやった結果や成果に見合わせて、それなりの金額をもらうことができるシステムです。
 その 「歩合給」 ですが、大体がひと月単位で支払われるものなので、「よーっしゃ!今月はガンガン仕事しちゃったぞー!結果もいっぱい出たぞー!」 という月の給料はどどどーん、と出て、「はぁぁぁ・・・。今月はたくさんサボっちゃったなぁ。ヤル気もなかったし・・・」 という月の給料はポロッとしか出ないということになります。 「やればやっただけ、やらなければやらないだけ」 といった評価です。わかりやすい例を挙げると、プロスポーツ選手等の 「年俸」 がこれにあたります。かなりな魅力ですよね。
 さて、諸君がどれほどの意識でこのことを考えているかわかりませんが(てか考えてないよな)、このことは何も仕事に限ったことではありません。今月末に渡される諸君の成績だって同じ事です。結果が出たら出ただけ、それらを加味しての成績がつけられます。努力に対する評価がちゃーんと出てくるのが高校の成績表です。
 高校時代に、少しでも良い成績をとっておけば、就職だろうが進学だろうが、諸君の将来就くであろう仕事の幅が広くなることは間違いありませんから、なにかしら諸君の給料にも関係しているようですね。こういったことを意識して過ごして欲しいなぁ、と思うのです。
 かといって、成績や給料で人間的な価値が決まるわけではありませんからね。んなコトはわかってるか・・・。
 以前、Positiveで 「少年と釘」 の話を紹介しました。その時に、挽回がいかに大切なことか、諸君に説いたつもりです。覚えていますか。今学期における各教科の取り組みに関して、挽回の必用ナシのヒト(いるのだろうか、いたら素敵ぃ〜)は更なる向上を目指して取り組んでくれれば良いのですが、挽回の必要オオアリのヒトは、この後の期間を使って挽回できるように取り組んでください。
 終業式まで課題、補習、レポート・・・と、たくさん入ってきて、授業時間が少ない割には、諸君がやらなくてはならないコトが山積みなはずです。ふんばってください。
 なーんて、いつものように優しい言い方ばかりしていては良くないかもしれません。ちょいと厳しく言ってみます。
 挽回するように取りくまねーとダメなんだよ!わかってんのか!コラァッ!
 ま、諸君の成績は、諸君の取り組み方次第でなんとでもなるということです。これって結構素敵なことじゃないですか。
 ガンバレヨ。
 と、マトモなことを書いてみたりして・・・。
 ぢゃな。 


ぼくは小さい頃、10万人にひとりの頭脳の持ち主だと言われたという話を、うそだと知りつつ、実は内心信じている

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