081 09月07日

学べよ。 

 さて、諸君のためになるかと思うので、勉強法のヒントでも書いてみようと思います。
 高校三年になるかならないかの時に、大学進学をしようという進路決定をしました。しかし、時すでに遅し、ということで評定平均の低かった私には、「推薦入学」 の 「す」 の字もありませんでした。高校生活のほとんど、試験を始めとした勉強をサボってしまったことに対する代償はあまりにも大きすぎました。
 そんな私は内申書などをほとんどアテにしないで、一般入試で大学に行くしかありません。大学に通いたい、イケテるおにーさんになりたい、4年間遊びまくりたい、○▲◇#%※したい・・・・・・等など、良いこと悪いこと(?)ありとあらゆる思いを抱きながら 「勉強をしていこう」 そう心に決めました。
 しかしながら勉強嫌いな私には、勉強する姿勢もナニも身についていません。こういう方法は本来あまり好ましくはないのですが、仕方がないのでやっちゃいました・・・・・・。「まずはカタチから・・・」 です。
 勉強=ガリ勉=図書館でガリ勉・・・・・・という図式が頭の中で出来上がっていた私は、とりあえ地元の図書館の下見に向かうことにしました。小学校の時に何度か行ったことがあるその小さな図書館は、電車でひと駅隣にありました。
 ぶいーん(自動ドアの開く音)。てくてくてくてく(歩く音)。ずんずんずんずん(机のある所に向かって更に歩く音)・・・・・・。
 しーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。
 そこには今まで体験したことのない別世界が広がっていました。ああ、空気が重たい・・・。私なんかオヨビデナイ・・・といったその雰囲気に負けそうになりましたが、そんなことは言っていられません。
 翌日、カバンに参考書の類を詰め込んだ私は再び図書館に向かいました。が、8席しかないオベンキョー机はすでに満席。その日は帰宅して当時の人気番組、「夕焼けニャンニャン」 を観るしかありませんでした。それもまた楽しいのですが・・・。
 その翌日からは、開館前から自動ドア前を陣取っている私がいました。勉強こそこの世の幸せ・・・みたいな図書館常連組のヒト達に混じって、髪の毛の長いムサクルシイ私がいるわけです。そして開館時間がやってきます。
 ぶいーん(だから自動ドアの開く音だって)。だだだだだーっ(走る音)。ぶおーーーっ(ターボ加速する音)。どんっ!(机の上にカバンを置く音)。
 場所取り完了!
 場所を取ったのは良いのですが、周りから聞こえてくるのは・・・・・・。
 続きはまたね。
 ぢゃな。 


言いたいことの全部を伝えることはできないだろう。でも、話していること以上のことをあなたが伝えたいと思っている、その気持ちは必ず伝わる

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