087 09月15日

いい湯だな。 

 さて、「気がつけば」 の金曜日です。お馬鹿話でGO!してみます。あ、そういえば今観ているテレビには、ヒロミGO!が出ていました。結構面白かったな。

 ウチがまだ裕福だった頃(なんだか貧乏っちゃまくんみたいだ・・・、知ってるかい?)、父が新橋(都内)で経営する会社にたまーに連れていってもらっていました。酒好きな父がまっすぐ帰るわけもなく、帰りは父の行きつけの大井町(都内)の焼き鳥屋にも連れて行ってもらって、焼き鳥をバクバク食べさせてもらっていました。父とそこの大将(飲み屋の店長はこう呼ぶことが多い。覚えておくように)一家は、結構付き合いが深く、休日などは一緒に釣りに行くこともありました。その日はどういうわけか、大将の手伝いをしていた息子(といっても、当時はもういい大人のユキちゃん)と父と私で銭湯に行くことになりました。この時が私の銭湯初体験です。
 まだ純真なお子ちゃまだった私には 「ば、ば、番台の向こうが気になるぅ〜っ」 といった発想はなく、とにかく大きなお風呂に入れることにワクワクしていました。脱衣場で服をヌギヌギして、ダダダーっと浴場に駆け込みます。
 ごしごしごしと身体を洗ってもらい、ぶくぶくぶくと頭を洗ってもらい、ざぶざぶざぶと流してもらっている間、児童斎藤は周りが気になって仕方がありません。ついでに書かさせてもらうと、ぶらぶらぶらと父以外の大人の男のヒトの裸をたくさん見るのは初めてでした・・・。
 そんな中、ふと目に飛び込んで来たモノがありました。すかさず、「あー!パパー!あのヒト背中に絵が描いてあるぅー!」 といいながら、その絵をしっかりと指差している私・・・・・・。瞬間言葉を失う父とユキちゃん・・・・・・。
 「しっ、しーーーーーーーーっ!」 「だ、駄目だよ、たっくん!大きな声でそんなこと言っちゃー!」 と小声で注意された時には、背中に絵が描いてあるおじさんとしっかり目が合っていました。父とユキちゃんがなんだかちぢこまっていたように感じたのは、今思えば気のせいではなかったと思います。私はといえば、銭湯を出るまでずーっと絵のおじさんのことが気になって目で追っていましたっけ・・・・・・。だって銭湯も初めてでしたが、刺青(いれずみ)見たのも初めてだったんだもん。
 お風呂つながりでもうひとつ。
 違う年に、同じメンツでスキーに行った時、ホテルの大浴場のタイルの床にセッケンをぬりたくって、腹ばいになって壁をけって(スーパーマンごっこ)はしゃいでいたところ、あまりにもすべりが良すぎて、思いっきり壁に頭をぶつけて泣いていたのも児童斎藤だったりします。
 大きなお風呂ってヨイですよね。そういえば、以前第二学舎のすぐ近くに銭湯がありました。仕事の後にちょろちょろっと行くこともあったのですが、残念ながら今は無くなってしまいました。是非諸君にお勧めしたかったのですが・・・。
 3連休にはスーパー銭湯ではなく、昔ながらの銭湯にでも行ってみませんか。
 良い週末を。
 ぢゃな。 


わたしたちに必要なのは、水と空気と食べ物と、そして愛

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