094 09月27日

アシモト。 

 はい水曜日。昨夜は 「学校へ行こう」 がありませんでした。残念・・・。
 それはさておき、諸君の年代は結構着る物にコダワリを持つ(いわゆるオサレってヤツね)年代だと思います。私みたいにオヤジな年代はあまり気にしないので、買い物する場所も限られてきます。高いものを買って着ようとも思いません。シャツやパンツ(ズボンね)は、ユ○クロで間に合わせてしまえばいいや、と、かなりユニクラーな私でした(「でした」 ってのは、最近はおねーちゃんの勤めるメンズブランド、「SCHLUSSEL=シュリセルと読む。」 にハマってしまっているので、プチ過去形なのね)。
 以前気がついたのですが、そんな私でも、酒を呑む以外でお金をかけていた部分がありました。アシモトにはかなりお金をかけてコダワリを持っていたようです。まだ埼玉県の浦和に住んでいる頃、都内の 「下北沢」 という街で買い物したりモノ食ったり、演劇観たりして遊んでいました。
 雑貨屋や小物屋がひしめき合っている横丁をフラフラと歩いていると、すんげーカッコイイ靴を見つけてしまいました。値段は3万弱。店員に聞くと、イギリスの小さな工房で作られたモノだとのこと、それまでそんな高価な靴は買ったことなかったのですが、手にとって表面と靴底の皮を眺めているうちに、どーしても欲しくなり、「一生モノだ!」 と、その場で買ってしまいました。
 あまり手入れをしなかったので、表面には穴が開いて見かけはボロボロになってしまいましたが、10数年以上経った今でも履いています。それ以来、ゴム底ではなく皮底の靴には異様に反応してしまう私がいます。使い勝手が悪いし、修理代も高いのに好きなのです。
 その靴の修理ばかりにお金はかけられないので、3年ほど前にもう一足買おうと思いました。宇都宮パ○コ内の専門店に行ってフラフラと眺めていると、すんげーカッコイイ靴を発見しました。ウエスタンブーツでした。もちろん皮底です。値段も↑と同じようなモノでしたが、「一生モノだ!」 と買ってしまいました。とは言っても、カカトの修理であまりお金かけたくないので、カカトに鉄を打ってもらいました。歩くとカチカチと音が鳴ってヒジョーに小気味良いのだけども、やたらと滑るんだな。
 2年前のある日、帰宅して 「さ、呑むぞー」 と思った時、理由はわかりませんが、「ブーツが2足あったっていいだろう」 と、衝動的に思いつきました。それで自転車に飛び乗り、こぐこと30分、足利ア○タ内の専門店に着きました。例によってフラフラしていると、持っていないタイプのすんげーカッコイイ靴を発見しました。またブーツです。皮底です。んで、「一生モノだ!」 で買ってしまい、鉄打ってカチカチと履いている私がいました。ここまで来るともう病気です。私ゃブーツが好きなようです。
 その数日後、宇都宮の商店街をおねーちゃんとフラフラと歩いていると、靴屋の店頭でにすんげーカッコイイ靴を発見しました。もちろんブーツです。「一生モノだ!」 と買いたかったのですが、私ゃそんなに金持ちではありません。その日は買わないで後日買って来ました。てーコトで、その年のクリスマスに自分とおねーちゃんににプレゼントとして買ったモノがそれでした。
 側面にユニオンジャック(イギリスの国旗だね)の模様が描かれていて、かなりイカしているド○ターマーチンの8ホールブーツ。皮底ぢゃないけどかなりイケてると自分では判断しています。
 あ、オレオレ話になっちゃいました。
 私的にはお洒落は足元からかな・・・、と思う次第なんだね。
 便所サンダルだってそのウチです(←説得力なし)。
 ぢゃな。 


そしてわたしを子どもとして、親として、友人として、同僚として、夫として、選んでくれている人たちに感謝します。いま、自分がこうして生きている、その奇跡に感謝します

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