104 10月12日

赤羽。 

 はい、木曜日。今日は朝から隣のクラスと一緒のバスに乗り込んで、大学見学会に向かいます。それなので、今日の学級通信はバスの中で配っているハズです。くれぐれも、カミヒコーキにして窓から飛ばす、なんていうことはしないでください。また座席とか床にこれが放置されている、なんてのもごかんべんなんだな。で、今日の話題は共同募金です。何でって?時期だからです。
 そんなワケで、今年も赤い羽根共同募金の時期になりました。↑に書いたように、「時期?」 なんていうヒトもいるかと思うので、ちょいと詳しく赤い羽根共同募金についてオハナシします。
 そもそも赤い羽根共同募金というものはナニかというと、毎年10月1日から12月31日までを運動期間とする、「地域福祉のための募金」 のことをい指します。と、いうワケで10月になった現在は 「時期」 ということになります。
 その歴史は古く、世界で初めて共同募金が行われたのは、1913年、アメリカのクリーブランドという所でした。その後、カナダ、南アフリカでも始まり、世界で4番目として日本でも始まりました。1947年、昭和22年のことです。
 集められた募金は、諸君が住んでいる地域で、幅広く活用されています。寝たきりのお年寄りの入浴サービスや食事サービス、体の不自由な人たちが働く共同作業所、子どもたちの遊び場やおもちゃ図書館、そして特別養護老人ホームや児童養護施設などの福祉施設や団体の活動などに活用されます。ま、福祉に関したあらゆる活動に生かされているということです。そしてその 「福祉」 というものは、社会に欠かせないとても大切なことだということを解っていますか。
 「今は福祉には頼っていないし、興味も無いから募金しなーい」 なんていうヒトがいたとします。けれどもそんなヒトでも、そのうちに必ず頼る時がくるのです。いや、突然やってくるかもしれません。ウチの学校ではいつ集めるか、まだわからない(←いい加減ですまんね)のですが、その時は気持ちよく募金に参加してくれる諸君を期待します。
 あ、そういえば募金をしたヒトたちのシンボルとなる、「赤い羽根」 を使うようになったのは、昭和23年、第2回目の運動からです。当時同じ運動で、水鳥の羽根を赤く染めて使っていたアメリカを参考にして、日本では、不要になった鶏の羽根を使うようにしたそうです。
 てーコトは、要するに我々ニンゲンが食べてしまったニワトリさんたちの羽なのね・・・。最近はヤ○コーで売っている一本60円のとり皮の塩焼きにハマっている私としては、なんだか複雑です。ああ・・・。
 コケコッコー・・・。
 ぢゃな。 


人生まる儲けとまる損はないんよ。そやから悲しんだらあかん

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