107 10月17日

夢は叶う。 

 はい、火曜日です。んが、いつもの火曜日とは違います。今日から第2学期の中間試験です。朝から諸君達全員の顔はそろっているのか、プチっと不安です。「遅刻をしてしまったら、放課後に4階廊下の雑巾掛けですよ」 という、学年での約束事項が制定されてから、我がクラスは遅刻者が激減(というかいなかった)したのですが、残念ながら昨日は遅刻してしまったヒトがいました。
 放課後になり、そんな彼は素直に廊下の雑巾掛けをしてくれました。どうもありがとうございました。どういうワケか最後はボクサーパンツ1枚になっていた姿に心を打たれた私がいます。でもね、食い込ませるのはやめてください。笑いが止まらなくなります。そういえば、他のクラスの女子が目をおおって困り果てていましたっけ・・・・・・。
 前フリが長くなってしまいました。そんな試験初日の今日は、メジャーリーグで活躍しているイチロー選手が、小学校6年生の時に書いた作文を紹介します。有名なので読んだことがあるヒトもいるかもしれませんね。先日のオープンスクールでも教頭先生が中学生に紹介していましたっけ・・・。タイトルは 「僕の夢」 です。

『僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。僕は、3才の時から練習を始めています。3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5〜6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そしてその球団は、中日ドラゴンズか、西部ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。▼僕が自身のあるのは、投手か打撃です。去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。そしてほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO.1投手と確信でき、打撃では、県大会4試合のうち、ホームラン3本を打ちました。そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。▼このように、自分でも納得のいく成績でした。そして僕たちは1年間、負け知らずで野球ができました。だから、この調子でこれからもがんばります。そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢はプロ野球の選手になることです。   愛知県西春日井郡 とよなり小学校   6年2組 鈴木 一郎』

 凄いです。小学校6年生といえば12歳です。その時に書いた作文の夢が実現しています。諸君は17歳、大きなスタンスで見れば、↑12歳のイチロー選手となんら変わりはありません。将来の目標を見つけ、それにむかって努力を続けることに大きな意味がある世代です。
 そういえば私は高校時代、将来はプロミュージシャンになってやるんだと、毎日バンドや楽器のコトを考えて過ごしていました。仕事として定着はしませんでしたが、ミュージシャンとしてお金を稼いでいた時期もありましたっけ。てーコトは、夢のプチ実現をしていたというワケです。
 こんなクソジジー(最近シモネタ増)な私にも出来たのですから、諸君にだって出来るハズです。そのためにも今日から始まる試験を全開でやっつけてやってください。
 試験1日目、ブンブンブブブン全開で。
 ぢゃな。 


まがいもんは、ほんまもんにはかなわんのよ

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