113 10月25日

好きな曲。 

 はい、気がつけば週の真ん中水曜日です。案の定私は昨夜も 「学校へ行こう」 を観ていました。それはさておき、よく 「好きな曲ってありますか?」 なんていう質問をされます。根っからの音楽好きな私にとって、好きな曲なんてモノは、星の数ほどあるような気がします。いや、気がするのではなく確実に星の数(この星の数ってーのは、いったいいくつ以上を指すのだろう・・・、ま、いっか)あるでしょう。そんな中からしいて挙げるのであれば、アメリカのロックバンドの曲でしょうか。
 てーコトでここからちょっとマニアック。
 「ロック」という音楽ジャンルがありますが、実はこのロックの中もいくつかのジャンルに分かれています。そのひとつで 「サザンロック」 という、その名の通り、アメリカ大陸南部を中心に広まっていったモノがあります。イメージとしては 『トム・ソーヤの冒険』 や 『あらいぐまラスカル』 (これくらいはわかるよな)にたまーに出てくる、ヒゲぼうぼうのあらくれオトコがバンドをやっているといった感じでしょーか。
 いくつもあるサザンロックバンドのひとつに 「レイナード・スキナード」 というバンドがあります。なにやらおかしなこのネーミングは、結成当時の高校の担任の名前からとったとかとらなかったとか・・・。
 ま、それはさておき、そのバンドの曲のひとつに、『THE BALLAD OF CURTIS LOEW』 という曲があります。それが私にとっての、「好きな曲」 ってーモノになるのでしょうか。高校時代に、「おっ、なんだかカッコイイ曲じゃんっ」 てな感じで聴いて、ギターで弾けるように練習して、そのうちに 「ナニ歌ってるんだろー?」 ということで英和辞典片手に歌詞を訳したことがあります。

 周りの大人は駄目な奴だと言う。行った事がばれるとおかーちゃんにケツはたかれて怒られる。けれども、早起きして空き瓶(びん)拾った小遣いをお酒に換えて持っていくと、ギター抱えてブルースを歌ってくれる。だから何度も通った。手や足でリズムをとりながら夢中で聴き入った。彼が死んだ時には誰も祈りにこなかった。ブルースを歌わせたら最高なのに・・・・・・、もっともっと僕にブルースを歌ってよ、お酒なら僕が持っていくからさ・・・・・・。

 といった内容(多分ね)の、カーティス・ロウという黒人のじーさんの所に足しげく通う男の子の歌です。
 私がこのバンドを好きになった時には、不慮の事故のために他界していたメンバーが作った歌です。そのメンバーの幼い時の経験なのかもしれないな・・・、と思うと、この歌の良さもひとしおです。後にも先にも英語の歌で歌詞を全て暗記しているのは、この曲だけじゃないかってくらい好きだったりします。聞けばテンション上がりますし、キズ・ヘコミも修復されます。
 諸君にもそんな曲はないですか?
 明日はこの歌詞でも紹介させてもらいますね。
 ぢゃな。 


自然体なんかありえへん。みんなどっかで無理しとんねん

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