134 11月27日

アスリート。 

 はい、月曜日。と、いうワケで天候さえ良ければ今日はマラソン大会、陸上競技場でコレを配布しているハズです。しかしながら、コレを書いている26日(日)夜現在の天気予報によると、今日は朝と夕方がの天気が危ういということです。さてどーでしょー・・・。走ることの好きな私的には、是非とも今日は走りたいのですけどね。
 さて、どちらかというと運動にはあまり縁のない人生を歩んできた私が、どーして走ること好きなヒトになってしまったのか、というハナシをします。少しでも何か諸君の参考になれば幸いですが・・・。
 ちょうど1年前、教育実習のH先生(←頭文字。エッチな先生というワケではない)が私のクラスに実習に来ていました。覚えている諸君もいるかと思います。実習期間中に、我々職員によるマラソン大会の下見がありました。
 H先生に、「生徒が走る当日は実習が終ってますけど、下見は走りますよねー」 なんてハナシを振ってしまった手前、私も走ることになりました。当日は走路指導で走らない予定でしたから。
 そして下見当日がやってきました。自転車乗りだった私は、肉体的にはさほど疲労はなかったのですが、走り終わった後には息があがっていたのを覚えています。そんな中、「走りきったぞ」 というひとつの達成感を得ることができました。帰宅後の一杯の美味いことといったらありませんでした。
 「お、走ることってのは以外に楽しいかもしれないぞ」 と思い始めた私がいました。そしてマラソン大会当日がやってきます。体育科の先生に無理をお願いして、私も一緒に走らさせてもらいました。その時も達成感と夜の満足感を得ることができました。
 その頃、大学の後輩でここ数年の間、何度かフルマラソンを走っている後輩から、「サイトウさん、12月に佐野でフルマラソンがありますから、一緒に走りませんか」 という誘いを受けました。調子に乗って参戦しました。10キロでしたけれども、自分なりには満足でした。
 「サイトウさん、3月に東京で荒川マラソンってのがあります。フルマラソンですがどーでしょー」 と再びお誘いを受けました。コースも平坦だしいっちょやってやるか、ということで参戦しました。5時間半かかりましたが、42、195キロを完走しました。
 精神的・肉体的に非常に辛い思いをしましたが、走り終えた後、「俺はそんじゅそこらのコトでは絶対にへこまないし、乗り越えることができる」 といった強さを得ることができました。私の中では、「走ること=成長すること」 という図式ができあがったのです。こんな駄目な私でも、走ることによって 「アスリート」 と呼ばれてしまうのです。40歳を過ぎてから、アスリートになるなんて思ってもいませんでした。
 以来、何か機会がある度に車や列車を使わずに走っている私がいます。今月アタマにも、足利尊氏マラソンを走ってきました。ハーフ(フルマラソンの半分の距離)でしたが、久しぶりのマラソン参戦だったので、結構疲れましたが、自分に渇(かつ)を入れることができました。
 そして先週の下見を終えて、今日のマラソン大会本番を迎えます。HRでも言いましたが、私が2年生男子の最低基準タイムのランナーです。私よりも後ろを走らないようにしてください。たった6キロ、気がつけば終わっていますし、諸君だって成長しているハズです。今日走れるヒト、皆でアスリートになりましょーよ。
 そういえば先週の下見を走り終えた時、去年と違って全く息があがっていませんでした。うわー、すげー成長、やっぱりアスリート・・・。でも先週の献血で貧血してるようじゃ駄目だってか・・・。
 ぢゃな。 


人は人やから真似せんでもええで。気にせんときやって!

BACK