149 12月19日

王道。 

 さてとりあえずカップラーメン。それ見てて思い出したことがあります。その昔、「101」というカップラーメンがありました。当時ジャニーズ事務所の人気者だったフォーリーブスというグループが、「いっちまーるいっち、いちまるいっち・・・」 なんてテレビCMをやっていた商品です。当時人気商品だったカップヌードルに便乗して発売されたのですが、いつの間にかなくなってしまいました・・・・・・。
 前後して「カップリーナ」、「カップスター」、「クイックワン」、「LLヌードル」、「青春という名のラーメン」、「ホットヌードル」・・・・・・、さまざまなカップ形のカップラーメンが発売されました。それ以外にも各社から、カップラーメンが続々と発売されていましたが、どれも鳴かず飛ばず・・・てな感じでした。ちなみに↑が、皆わかったヒトには何かプレゼントしちゃう。
 ここ最近はテレビ等を始めとしたマスコミのチカラもあり、旭川、札幌、函館、白川、喜多方、佐野、東京、横浜、和歌山、尾道、博多、熊本、沖縄・・・・・・、と、各種御当地ラーメンが軒並(のきな)みクローズアップされてきました。そして、それに便乗するようにして、有名店プロデュースのどんぶり形カップラーメンも、発売されています。
 店長が目線をこっち向けてにっこりほほ笑んでいる、それらの美味そうなパッケージに誘われて買ってみたら、「なんだよ、コレ・・・」 なんていうのもあるのですが、中にはそこそこにいい味を出しているモノもあるので、呑んだ後(また酒かよ!)なんかに、ついつい買っちゃったりした私がいました。
 そういったカップラーメン戦国時代(?)の中、「コレは間違いなく美味い!」 モノは何か、という主観的な自己評価で、ベスト1を選び出せと言われたら、私は間違いなく先に書いた古典的カップ形のカップヌードルを選びます。誰がなんと言おうと、これだけは譲れません!とびきり美味しいわけではないのですがなんでなのでしょう。
 ・・・・・・なーんてひとり熱くなっていても仕方がないので、一般的な評判を調べて見ました(インターネットって便利だよな)。すると驚くなかれ、カップヌードルは一般的にも、「定番(オキマリ!)」、として選び出されることが多いようです。
 なんと凄いことではありませんか、1971年の発売以来35年もの間、カップヌードルはカップラーメン界の王道(おうどう)を突き進んでることになります。恐るべしカップヌードル、おぉ、グレート!です。
 さて、こんな思い出し話を引っ張ってきてナニが言いたいのか、本題に入ってみましょう。誰もが食べたことがありそうなこのカップヌードル、その中身を検証すると、大して工夫もない(本当はあるのかもしれないが・・・)具と麺とスープの素が入っているだけで、ゆるぎない立場をキープしています。ごちゃごちゃとした飾りつけ無しに、中身一本勝負!誰でもかかってきなさい!です。正に王道です。
 我々ニンゲンもコレと同じだと思います。外見ではなく、基本的な中身をしっかりと育てていくこと。コレに尽きるのではないか、と思った次第です。
 ちょっと強引だったかな・・・。ま、皆でカップヌードルになろうぜ。目指せ王道!
 あ、カレーヌードルってはまっちゃうよな。
 ぢゃな。 


あせらんでええよ!ゆっくりで

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