161 01月22日

イケてるヒト。 

 はい、今週も始まっちゃいました。
 長い間ニンゲンなんてモノをやっていると、「おおっ、このヒトかっこいいな、イケてるな」 というヒトと出会うことがあります。それは友人や知人だったり、全く知らないヒトだったり、テレビや映画の出演者だったりもします。ここしばらくは出会っていなかったのですが、先日何気なく観ていたテレビの中にそのヒトは現れました。
 有名人が田舎を訪れて、一般人の家に泊まらせてもらうという番組でした。何軒か断られた後に訪れた家の玄関から出てきた奥さんに、お泊り交渉をしている有名人がいました。そこに奥から和服を着たご主人が出てきました。そして、「泊まるところが無くて困っているそうなのですけど」 という奥さんの言葉に対して間髪入れずに、「ん?困っている人は助けなけりゃいかん。家で良ければどうぞお泊まりなさい」 と軽くさらっと言ってのけたのです。ぼーっと観ていたら何気なく見過ごしてしまいそうなこの場面に、私の目は釘付けになりました。このご主人がすごくかっこいいと思ったのです。
 たとえば、小銭が無くて困っているヒト、落し物をして困っているヒト、道に迷って困っているヒトなど、困っているヒトというものは、その、「お困り度」 の大きさには差こそあれ、我々が日常生活を送っていく中で、よく見かけるものだと思うのです。
 実はそういった時に、「あ、あのヒト何か困っているみたいだぞ。でもきっと自分で解決するか、誰かが助けてあげるだろうから、時間も無いし放っておくかな。見てみぬふりしちゃっとくかな・・・」 なんて考えて、その場をスルーしてしまうことが多かったのが私でした。かっこわるいったらありゃしません。だからこそ↑に紹介したご主人の行動に、私が反応してしまったのでしょう。
 その後の画面には、一晩お世話になっていく画面が映し出されていました。その画面を通して、やはりこのご主人は、日頃から困っているヒトに対し、平等に手をさしのべてきたヒトなのだな、という人柄を感じることができました。うーん、かっこいい(←しつこい)。
 困っているヒトに対して、分け隔て無く平等に手をさしのべるという行為というものは、なかなかできるものではありません。諸君の中には、私のようにスルーしてしまうことをせず、このご主人のように、フツーに手をさしのべているヒトもいると思います。そういったヒト達はその気持ちと姿勢を忘れないで継続していってください。
 そして私のようにたまーにスルーしちゃっていたヒト達、これからはフツーにさしのべていけるようにしませんか。私はそうしていこうと思いました。
 イケてるヒトになりたいしね。
 ぢゃな。 


夢があるゆうんはええことやん!はっきりゆうて、うらやましいわ!!

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