188 03月02日

モヤシ。 

 はい、金曜日。気がつけば週末です。先日ハガキを紹介した、ハワイでガイドをしてくれたカオリさんが今度はメールをしてくれました(私のサイトを覗いてくれている=諸君のハワイの感想文を読んでくれている、ということです)。諸君ともっと一緒にいたかった、そしてカオリさんのように脳みそが固まってしまう前に一生懸命勉強してくださいね、との内容でした。そんな諸君は今日から高校生活で一番気を抜けない学年末試験が始まります。あれ?週末ですね。なのでプチお馬鹿話でGO!しちゃいます(←その分学習に集中してもらいたいので、ここでの内容は軽いモノにしておきたい、という意味で・・・)。

 私はカギっ子(って言葉を知っているかい)だったということもあり、小さい頃からなにかと台所に立つことが多かったようです。あ、小学生の頃は、「お〜い、『なんでもたくや』、なんか作ってくれぇ」 と、兄専属の食べ物屋にされていたことを、たった今思い出しました。台所に 「立っていた」 のではなくて、「立たされていた」 みたいです・・・。
 大学時代、後輩のアパートで飲む時なんかも、よくツマミを作っていましたから、一人暮らしは初めてでしたが、自炊(じすい=自分で食事を作ること)に困ることはありませんでした。先日ハナシをした、停めた車の上で布団を干していた道の反対側がスーパー(店内放送が聞こえるほど近い)だったので、今夜のツマミと明日の弁当のオカズを考えながら、毎日のように買い物をして料理をしていました。
 作ったことがなくても、食べたことがあれば大体の想像で料理をしていました。煮物など、調味料の割合が多少ムツカシイものは、電話で母親に聞いて作ってました。そんな生活をしていたので、実は大抵の料理は作ることができます。諸君に 「似合わねぇ〜」 なんて言われそうですが・・・。ちなみに、カレールーやカレー粉を使わないで、本格インドカレーを作ることもあります。
 そんなある日、お酒を含めると、なんだかんだと食費にかけ過ぎていることに気がつきました。お酒を切りつめることは絶対にできません。切りつめるべき対象は食事の方です。毎日かなりのボリュームのオカズをつめていた弁当を、コストのかからないいくつかのメニューにしようと思いました。
 仕切りのない弁当箱しか持っていなかったので、しきつめたご飯の上に、モヤシ炒めをのせるだけの 「モヤシ丼」 を発案しました。モヤシは一袋30円ですし、最後に卵をからめて炒めると、ちょっとだけリッチな気分になります。冷めてもおいしいだろうと、味が濃い目の 「マーボー豆腐丼」 や 「マーボーなす丼」 なんかの中華系も固定メニューにしました。豆腐は二丁で100円、茄子も安い時期があります。
 そのうちに、ちゃんとオカズとご飯の間に仕切りのある弁当箱を買ったので、刻んだキャベツの上に、焼き鮭と卵焼きをのせた 「3色弁当(赤=鮭、緑=キャベツ、黄=卵焼き)」 も固定メニューに入れました。味も見栄えも一番良かったし、なんだか栄養バランスも良さそうなので、ナニ気に一番多く作っていました。
 当時朝風呂派だった私は、風呂あがりに朝食をしっかりと食べたいタイプでした。けれども忙しい朝に、風呂に入って、朝食作って食べて、さらに弁当を作って・・・なんていうことは流石(さすが)にできませんでしたから、実は朝食と弁当は同じメニューでした。一日に二回同じモノを食べていたということです。つらくはないけれども、ちょとつまらなかったですね。
 つらいといえば、風呂釜にも炊飯器にもタイマーなんてモノはついてなかったので、起床時間前に一旦起きて、風呂釜の点火と炊飯器のスイッチを入れる作業が、ちょっとつらかったことでしょうか。
 うーん。久しぶりにモヤシ丼が食べたくなってきました。食べてみる?
 試験1日目、戦え。
 良い週末を。
 ぢゃな。 


がんばりや、私がついとる

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