189 03月05日

やることやれば必ず到達。 

 はい、今週も始まっちゃいました。このフレーズも残すところあと2回しか使えません。来年度、諸君、そして私はいったいどーなっているのでしょう・・・。なんていう心配をする前に今日の心配をしましょう。学年末試験2日目なのですから。そんなワケで当面の諸君の目標・目的地は、「進級」 ということになるのではないでしょうか。
 今日はそれにまつわるオハナシ。以前も話をしましたが、私は40歳を過ぎてから 「マラソン」 というモノを始めました。きっかけは昨年度のマラソン大会の下見で走った6キロでが気持ち良かったこと、それと大学の後輩の影響でした。その後公式に行なわれている大会の10キロマラソンを皮切りに、フルマラソン(42.195キロ)も走りました。ここ最近はハーフマラソン(21.195キロ)ばかりに参戦をしてきました。
 なんでマラソンなんていう長時間の、しかも個人的なスポーツなんかするのですか?と、聞かれることがあります。走り終わった後の一杯が何とも言えない位美味しいことはもちろんなのですが、走りながら目入ってくる景色、体に入ってくる空気の素晴らしさ、そして走り終わった後、目に見えない部分で自分が成長したのではないかな、と感じる部分にやられてしまっているようです。これらは、強制的に走らされるようなマラソンでは味わうことが出来ないモノだと思います。ですから哀しいかな、諸君にはわかりにくい世界かもしれません。
 世界の一流選手だとフルマラソンは2時間10分位で走りきってしまうのですが、私みたいなフツーのおじさんはそうはいきません。私のフルマラソンの完走タイムは約5時間半でした。ハーフでも2時間以上走り続けますから、走っている間は基本的に楽しいのですが、辛いこともたまにあります。そんな時に考えるのは、走るペースが早かろうが遅かろうが、辛かろうが楽しかろうが、コツコツでも走り続けることによって必ずゴール(目的地)に行き着くことができるのがマラソンであり、完走した時の喜びが待っているぞ、ということです。スタートがあるからゴールがある。ゴール(目的地)があるからどんなペースでも突き進めば、必ずゴールができるということです。
 先日走った桐生堀マラソン(ハーフ)も、いつものようにマイペースで走っていました。そして気がつくと私の後には最終走者確認の車が着いて走っていました。マイペースで走っていたあまり、とうとう最下位になってしまったのです。「最下位かぁ、ま、リタイアするつもりもないし、やることやっていれば(↑にも書いたけど、マラソンの場合はどんなペースでも良いのでとにかく走り続けることが大事)必ずゴールできるからいっか。ん?待てよ。俺が最下位ってことは俺がゴールをしないとこの大会は終わらないってーことぢゃないか。俺ってビリだけど超重要ポジショーン!」 なんて考え始めると、走っているのが更に楽しくなってきました。 その後、前を走っていた人がトイレにそれたり後からスタートした10キロマラソンの選手達とと合流したりして走ることになったので順位がわからなくなってしまいました。後日大会本部に問合せると私はビリから4番目でした。うーん残念、狙いたかったぞ最終走者。
 さて、諸君のゴール、目的地でもある 「進級」 というものも、もう近くにあるはずです。ほぼ1年前、2年生になった4月に 「3月に進級」 というゴールを目指した取り組みをスタートさせたのが諸君です。1学期からハイペースで飛ばして現在は安定期に入っているヒトもいれば、だらだらグデグデと取り組んで現在は超危険な状態のヒトもいるでしょう。どちらにしてもゴールはすぐそこです。↑のマラソンと同じこと、やることをやってくれれば(個人、教科により違うが最低これだけはやれよ、というラインは皆一緒でしょ)必ず到達できるはずです。最後まであきらめず走り続けて行ってください。残りの試験期間もしっかりとこなしていってください。
 試験2日目、戦え戦え。
 ぢゃな。


ほな、体に気いつけてきばりや

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