195 03月13日

仕事をするということ。 

 はい火曜日。来たる20日に進路ガイダンスがあります。その昔の進路ガイダンスで、私が担当した部屋の講師(そういやウチの職場では、いつまでたっても 「講師の先生」 ってコトバを耳にすることが多いんだな。前にも書いたけど、講師=先生なんだからオカシイでしょ。「馬から落馬」 みたいなモノだ)が、就職や面接の話の中で、かなりタメになることを言っていたので紹介します。進学希望のヒトもいずれは就職していくのですから、アタマに叩き込んでおいてください。
 高卒でも大卒でも、企業というものはひとり雇うことに対して、かなりのお金をかけているので、まずそのことを認識して欲しいとのことです。たとえば高卒で就職すると毎月約15、6万(手取りは12、3万)の給料が出ます。そこに諸君が快適に働くための施設整備を始め、福利厚生や海外や国内での研修費、その他モロモロのこと等で、かなりの額が上乗せされていきます。なんと上司の給料にも、諸君を教育してもらうための額が上乗せしてあるということです。
 企業は慈善事業をする団体ではありません。利益を生み出し、常に先を見つめながら前進していかなくてはならない団体です。たまに慈善事業を行う企業がありますが、それは莫大(ばくだい)な利益が生じた時に行うもので、普段の企業は常に無駄を省き、利益を生めるように動いているとのことです。
 諸君の採用はもちろん慈善事業ではありません。ですから、採用に関して、諸君はかなりシビアに 「見られる」 とのことでした。企業にとって有益な人材を探す行為が 「採用試験」 なのですから、つまるところ、採用試験には万全の準備を持って臨まなきゃ駄目なんだ、というしめくくりでした。
 そういったハナシをしてくれた上で、最低限これだけはクリアしておかないとイカン!という項目も話してくれました。どれもあったりめーじゃん、といったことばかりなのですが、↑のハナシを聞いた後だったので、かなり含蓄(がんちく)がありました。それでもなかなか出来ていないのが実情だということです。
 てーことは・・・・・・、チャーンス!あたりまえのことをちゃんと出来るようにしちゃいましょう。

  服装・言葉遣いをしっかりすること。
  履歴書の文字は、ゆっくりていねいに書くこと。
  なぜその企業を選んだのかという理由等、面接の事前準備をすること。
  欠席はできるだけ少なくすること。
  モソモソした声で答えないこと。
  質問の意味がわからなかったら遠慮なく聞きなおすこと。
  「掃除は苦手」 とは絶対に言わないこと。(←理由はそのうちな)

 それにしても給料以外に上乗せされている額っていくらなんでしょう。具体的な合計額は教えてくれませんでしたが、雇われ側のニンゲンである私としては気になります。
 ぢゃな。 


仕事やめられへんのやったら、がんばりぃや。けど、あんまりがんばりすぎんようにな。ええな

BACK