009 04月20日

ごみ。 

 はい、あっという間の金曜日。 
先日、10分休みに教室に行った時の出来事です。ごみ箱近くの床の上に、丸められた銀紙が落ちていました。誰かがおにぎりでも食べたのでしょう。そして丸めた銀紙をぽい・・・、てな感じでしょうか。いつもなら拾って捨てるのですが、その時は放置してみました。
 しばらく経ってから再び教室に行くと、銀紙が無くなっているではありませんか。捨てたヒトが拾ったのか、全く関係のないヒトが捨ててくれたのかはわかりませんが、とにかく誰かが捨ててくれたのは事実です。諸君の中にイケてるヒトがいるということです。とても嬉しい出来事でした。
 けれども悲しいこともあります。毎朝職員室がある1階から、諸君の教室がある4階まで階段で昇っていくのですが、残念なことにほぼ毎日、ガムやキャンディーの包み紙、コンビニおにぎりの包み紙などが床に落ちています。3階を過ぎたあたりに落ちていることが多いので、4階の教室の生徒の仕業の可能性が高いのです。諸君の中にイケてないヒトがいるのでしょうか・・・。そうではないコトを祈ります。
 そんなごみは、出したその場ですぐにごみ箱へ、というのが理想なのですが、教室にはひとつしかごみ箱がありません。机の中や脇に提(さ)げたコンビニ袋を代用にしているヒトも多いでしょう。そんなごみは、遅くても6時間目が終わった後、終礼が始まる前までには、全てのごみがごみ箱に収まっているようにしてくれると嬉しいです。教室に行った時、床の上やロッカーの中やロッカーの上にごみがあると悲しくなります・・・。
 というか、よくよく考えると、「ごみはごみ箱へ」 という行為は常識とかルールとかという問題ではなくて、それ以前の、ヒトとしてニンゲンとしてあたりまえの行為だと思いませんか。
 ハナシを校外にも向けてみます。校内だけではなく、ニンゲン界はここ最近、このあたりまえの行為ができなくなってきているヒトが増えているようです。
 ポイ捨てに関して条例を定める地方自治体が増えてきています。神戸市では、ごみのポイ捨てをなくし神戸のまちを美しくするため、たばこの吸い殻や空き缶などのポイ捨てを禁止する 「神戸市たばこの吸い殻及び空き缶等の投げ捨て防止等に関する条例」 (「ポイ捨て禁止条例」)というものを、平成9年6月から施行しています。
 市内全域(道路、公園、海、山などの公共の場所すべて)でたばこの吸い殻や空き缶等(缶、びん、ペットボトル、その他の容器、チューインガムのかみかす、紙くず、プラスチックくず等のごみ)をポイ捨てしたり、たんやつばを吐くことを禁止しているのです。そして 「ポイ捨て防止重点区域」 においてポイ捨てをした場合、2万円以下の罰金が科される場合があるということです。
 てーコトは、ごみのポイ捨てで謹慎処分・・・、なんていう校則が出来る日も近いかもしれません・・・。 ごみ箱は、美しさを護(まも)るという意味を含めて、「護美箱」 と表記することもあります。ちゃんと捨てていきましょう。
 良い週末を。
 ぢゃな。 


明日は今日と、全然違う!

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