013 04月26日

県民性。 

 はい木曜日、連休まであと少しです。
 昨日の学級通信で、「国土の形状は、そこで生まれて育った人の考え方にも影響する」 なんて話を読んでもらいました。形状ではありませんが、諸君が生活している群馬県と、その人間性(県民性)についてちょいと調べてみました。
 群馬県(上州)は夏暑く冬寒く、夏は連日雷鳴がひびきます。寒暖の差が大きく、冬は空気が乾燥し、夏は湿度が高く、年間を通じ比較的雨量が多い温帯湿潤気候です。こうした気候に加え、女性優位を揶揄(やゆ=皮肉を言ってからかうこと)した 「かかあ天下にカラッ風」 で知られています。
 「かかあ天下」 の本意は女性上位というのではなく、働き者の女性が家の中心となり、家を守り維持しているという意味です。風の強い乾燥地帯であり、米作には適さない。そこで畑に桑を植えて養蚕(ようさん=かいこ)に活路を見いだしました。こうした厳しい自然に耐えていくためには、家計を預かる女性はしっかりしていなければなりません。そんなことから強い気性を育てられたのではないか、ということでした。
 また、群馬県は競輪、競馬、パチンコとギャンブルが盛んな県です。絹織物業で潤った地域経済、そして中山道沿いの宿場町ではバクチも盛んであったという名残が今に引き継がれ、ギャンブル好きの伝統も引き継がれている様子です。
 全国一位のものがいくつかあります。こんにゃく、きゅうり、きゃべつの生産量が全国一位です。養蚕に至っては50年間全国一が続いています。自動車保有台数も人口千人あたり599台(2004年)で全国一です。
 県民性については、シャイな性格なのか人付き合いが下手で、おべんちゃら(相手に取り入るために言う、口先ばかりの言葉)を言うことができず、ついその反対のことを言ってしまい、時として問題を起こすことがある、という分析でした。
 全国平均で比較した県民性カルテなるものもありました。根性度50/地味度50/暗さ度30/協調度50/金銭感覚度30/積極度65/人情度 80/出世度45/素直度 60/親切度75/勤勉度50/理屈度 55/のんびり度65/連帯度70/開放度75・・・、ということでした。く、暗さ度って・・・。
 諸君にあてはまっていましたか?
 私は・・・、あ、神奈川県民でした。
 ぢゃな。 


「できる・できない」じゃなくて、自分がどれだけ「したい」かだよ

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