069 07月19日

温かいよな。 

 はい木曜日。昨日に引き続きこんな記事を紹介します。


人も物資もちょっと待って 中越沖地震被災地の柏崎

 新潟県中越沖地震の被災地、柏崎市には発生以来、ボランティアや救援物資が全国から続々と到着している。だが、被災3日目の18日の段階ではボランティアが活動できる範囲は限られ、大量に寄せられる物資で倉庫もパンク寸前。関係者は 「ボランティアが役立つのは復興へと動きだすとき。もう少し待って」 と呼び掛けている。
 市社会福祉協議会に設置されたボランティアセンターは、被災当日の16日夜からホームページで募集を開始。翌17日朝までに200件以上の申し込みがあった。
 しかし、この段階で必要な仕事は、救援物資の仕分けなど数十人分。余震が続く中、散乱した屋内の片付けなど人海戦術が有効な作業には取り掛かることができず、どうしても人手が余ってしまう。
 結局、遠方からの電話での申し込みはほとんど断らざるを得ないのが現状。“飛び入り”でセンターに直接訪れる人もおり、スタッフの大塚真光子さんは 「ボランティアのために仕事を作るのも…」 と戸惑っている。
(2007年07月18日 東京新聞)


 昨日、柏崎市は個人的な救援物資を受け付けない方向です、といった記事を紹介しました。今日は救援の 「物資」 だけではなく、救援の 「人手」 も、もう少し待ってください、という記事です。
 せっかくのボランティアなのに・・・、と思わないでください。当事者ではない我々にはわからない、「被災地」 の事情というものがあるはずなのですから。
 あーあ、せっかくなのに・・・、ということを感じて欲しくてこの記事を紹介したのではありません。こうした災害があると、我先に我先に、といった感じで、全国から温かな手が差し延べられているという事実があるのだ、という事を感じてもらいたくて紹介したのです。
 日本は温かい国です。我々も出来ることから支援しましょう。
 ぢゃな。 


取り柄がなくてもつまらなくても、あなたみたいな人になりたいなあ

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