104 10月19日

RAINBOW DRAGON。

 100周年目です。ナニがって、この学園が創立してからです。そんなこともあり、学園全体でなんやかんや(このなんやかんやというのは、良い意味での表現なのであしからず)と動きがあります。
 それでもって来月17・18日は短大で 「ラ・フィエスタ2001」 と命名された幼稚園・高校・短大が一緒になった100周年記念イベントが開催されます。こんなことは初めてでしょう・・・っつーか100周年は何回もありませんからね。
 そのイベントに際して、「地歌舞」 と呼ばれる 「舞」(踊り) の公演が催されます。んー、なんだか文字だけ見ていると、諸君にとってムズカシそうでツマラナさそうな印象をあたえるかもしれません。
 確かに 「地歌舞」 と呼ばれるものは平安時代の宮廷舞踊の流れをくみ、「能」 の影響も受けた座敷芸として広く培われてきた伝統芸術のひとつです。諸君や私(?)のような若い世代には少々理解し難いモノかもしれません。しかし今回はそれに 「コンピュータグラフィックス」 「シンセサイザー」 が加わります。
 地歌舞を舞うのは、地歌舞古澤流師範の古澤侑峯さん、コンピュータグラフィックスはCGアーチストの松木靖明さん、シンセサイザーは谷崎テトラさんという方達です。諸君にはなじみの薄い方達だと思いますが、どなたもその世界では数々の実績を誇る実力者なのです。ちなみにインターネットで検索をかけると、出るわ出るわ・・・うじゃうじゃです。
 そんな方達がおりなす世界なのです。パンフレットの紹介文には
 「宇宙から始まり、様々な形で立ち現れてきた自然の神秘。生命の力。龍伝説を元に創作した「虹の龍」。人のイマジネーションの世界の中で、物理的な法則の中で、集合的な無意識の中で、様々に形を変え、現れては消える龍の姿を、映像、身体、音楽、言葉によって表現します」
 と、あります。実際にコンピュータグラフィックスやシンセサイザーが、どういったカタチでからんでいくのかは全くわかりませんが、神秘的な龍伝説の世界を、この21世紀にしっかりとハマルように、「舞」 「映像」 「音」 「言葉」 とからみ合わせて、どどどーん!ばばばーん!ずずずーん!しっとり・・・・・・と、表現してくれるのではないかと、勝手に私的に解釈しています。こりゃ一見の価値アリです。
 高校時代に歌舞伎鑑賞教室というモノに連れていかれました。「え”ー、カブキぃ〜?」 なーんて最初は思っていたのですが、見ているうちにハマッてきて、結局最後までしっかりと見てしまった自分がいました。その後、歴史の試験の問題にその内容に関した出題があったのですが、私はそこの部分だけ満点なんてモノを頂いてしまったコトを思い出しました。
 今回のこの地歌舞、興味のあるヒトは是非御覧くださいってなモノです。一般の方も御覧になれるようですっつーの!


辛くてしんどいときゆうのは、ひとりずつ違うことやけど、絶対くるんやし、きたときは「ありがとー」て思えるくらいの人になりやぁ

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