12 05月01日

すぐしまわずにちゃんと読んでる?最近配りっぱなしなので心配だ。

 気がつけば私もここの職場に来て、丸9年が経ってしまいました。今年度はなんと10年目ということになります。そりゃー新任の方々と呑み会をすりゃー、ぷかぷかと浮いてしまうわけです。一回りも違うのですから。父兄も私より年下という方々が出てきました。15年前に私に子供が出来ていれば、諸君とほぼ同世代ということです。生徒と父兄の年齢にはさまれていることが当然だと思っていたのですが、どうやらその図式が崩れ始めてきました。うーん、もう少ししっかりとしてみるか・・・・・・いや、しない。
 今でも初々しいのですが、更に初々しかった頃からお世話になっていた先生がいます。最初は怖くて(だってパンチパーマにサングラスなんだもん)キライでした。同じ学年を組んでいく中で、指導法でソリが合わないことも数多くありました。「ちっ、むかつくなー」なんて思いながらも、人間的にはだんだん好きになっていきました。とても苦労して生徒の問題を解決した時、夜の10時から初めてサシで呑んでくれた時のことは今でも忘れません。
 その先生が今年度は長期の出張に出られています。学校にはほとんど顔をだしません。10年近くの間、毎日のように私の視界のどこかに割り込んでくる大き目の顔がないと、ちーとさみしいものがあります。ま、この世の別れでもなんでもないので、そんなに大げさに語ることでもないのですがね・・・・・・しかし余計に私の顔が目立ってしまう・・・・・・大きな顔の先生募集中です。
 このように、私の中で若干の環境の変化がありました。変化があった時に「あー、前はよかったのに今はなー」なんて考えのままじゃぁ何も起こりゃしませんよね。若干の変化には若干の対応を、大きな変化には大きな対応を、遅れることなくテキパキとしていくことが、自分を成長させるポイントです。
 少なくとも、諸君は去年のままだと何も成長しませんよ。同じコトの繰り返しにならぬよう、去年とは違う取り組みをしていくことです。

なんとご報告。

 このPositiveで諸君に紹介した「人の値うち」という詩、実はインターネット上でお世話になっている、愛媛県の小学校の先生の教材なのです。教材を使用したことや、Positiveに掲載した何人かの諸君の意見に対して、とても温かく嬉しい言葉を頂きました。ホームページ上で公開している、このPositiveもプリントアウトするとのことです。
 遠く愛媛県で、諸君の書いたことを見てくれているヒトがいる・・・コレってどうよ。なんだかすごいことですよね。私ゃ素晴らしいことだと思います。その先生のホームページはつくりもさることながら、内容も素晴らしく、私なんぞは足元にも及びません。「洗練」されているようで「深い」のです。無骨なつくりの私のホームページも、いつかは洗練させていこうと思ってしまいます。
 当然お会いしたことはありませんが、尊敬してしまう先生の一人です。


大勢の前で話すとき以外、真実を声高に叫ぶ必要はない。あなたが信じていることを、ただ静かに語ればいい。みなそれぞれの道のりで、それぞれのペースで、真実を知るということに、敬意をもって

BACK