127 11月28日

オレは飼育いいんちょー。 

 さ、5連休ボケを飛ばしましょう。
 私が見かけによらず動物好きだというのは周知の事実ですが・・・・・・。いや、そう知られていないようなので、まず周知の事実の作成から。
 小学校の低学年の頃の我家の応接間には、熱帯魚の水槽が二つありました。弱小ながらも父は出版社経営、母は書店経営をしていたので、何気に裕福そうな家庭だったようです。毎年お盆には、京都嵐山の旅館にお泊りしていましたし・・・・・・。その水槽の熱帯魚をはじめとして、「生き物を飼う」 というコトを始めたのもこの頃でした。
 ヒナの時から文鳥やらセキセイインコやらを育てて手のりにし、暇さえあれば遊んでいました。小学校で高学年になる頃には、気がつくと飼育委員になっていて、更に気がつくと背が高いからという理由で(どーいう根拠なんだ)飼育委員長なんてモノにもなっていました。夏休みになると、母の経営する書店のある商店街の八百屋から野菜くずをもらって、毎日のように飼育小屋に通っていました。
 中学生から高校生にかけて、周りの連中がやたらと本を読み始めました。コリヤンだかドクトルマンボウだか、なにやら本名以外にニックネームを持つ作家が人気だったようです。当時は(今もか)ひねくれモノだった私は皆と同じ作家は読みたくありません。書店に行き、皆がまだ読んでいないような作家を探しました。ありましたありました、ムツゴロウの○○○○・・・・・・なんていうシリーズが。「おいおいおいおい、ムツゴロウってなんだよ」 「誰なんだよ」 「釣りキチ三平でやっていた有明海のムツゴロウか・・・?」 「ハタマサ ケンって誰?」・・・・・・「ま、いっか。読んでみるかな、このヒトの本・・・」
 こんなきっかけで畑正憲さんの存在を知り、更に生き物へハマッていった私がいました。高校卒業後は獣医学部に進学しようとしたコトもあるのですが、数学の大嫌いな私は文型クラスを選択してしまっていたので断念しました。その代わり 「北海道の動物王国で働きたい」 といった希望を持ったこともあります。
 今の私からは想像出来ないかもしれませんが、とにかく生き物好きでした。道で死んでいる動物をどれだけ弔ってやったかわかりません。放っておけないのです。しかし、車を運転するようになった今となっては、不本意ながら素通りしてしまうことも多くなってしまいました。イケマセンね。
 以上のように私が動物好きだとうことは周知の事実になりましたが、先日我家に仲間が増えました。ハムスターを買いに行ったのですが、そのショップにどうも気になるヤツがいたのです。それでもってハムスター買わずに買ってしまいました。文鳥・・・・・・。
 文鳥なんて飼うのは20年ぶりくいらいでしょうか。サスガにヒナから育てる余裕はないので、手のりになっているという子供くらいのモノを買いました。驚くことに本当に手のりになっていました。コレにはマジ驚きました。それでもってカワイイときたモノです。
 というわけで、最近は文鳥づいている私でした。名前?・・・・・・白文鳥なので 「マイケル」 にしました。マイケルといったって・・・・・・もーいーか。


私、あんたのそーゆうとこすごい好きやけどなぁ

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