137 12月12日

朝の・・・・・・。 

 あと8日間の登校でとりあえずの冬休みです。いったい何人のヒトが課題や補習のない快適な冬休みを過ごすことが出来るでしょうか・・・・・・
 その前にちょちょいと見直し 「朝の読書」。
 8時50分のチャイムが鳴ると、とりあえずは 「静かにしよう」 という雰囲気にはなっているようです。それまでには必ずショートホームルームを終わらせるようにしているので、鳴る前に既に本を読み出しているヒトもいます。しっかりと 「朝の読書」 を自分の中で確立しているヒトなのでしょう。
 しかしながらそうではないヒトも見受けられます。「ナニ気にコミック漫画を読んでいるヒト」 「手に本は持っているのですが目は閉じているヒト」 「レポート類をせっせとやっているヒト」 「こちらからは見えないと思ってナニヤラ聴いているヒト」 「机の下でナニヤラいじくっているヒト」 「試験前でもないのに教科書読んでるヒト」 「Positive読んでいるヒト」 「ただボーっと、自分の世界をしているヒト」・・・・・・
 ワザと 「ちゃーんと本読むんですよ」 と注意をしないでちょろっと観察すると、「朝の読書」 をしていない、以上のようなヒトビトが確認できます。
 そういえば我々職員も一緒に 「朝の読書」 をしていこうという約束ごとがあったはずなのですが、なんやかんやと諸君だけ 「朝の読書」 をさせてしまったこともあります。イケマセン。それでも私は、以前に諸君のために仕入れてきた文庫本をちょろちょろ読んでいます。・・・・・・が、手前味噌で申し訳ないのですが、コレがまた面白いのです。これらの本を買う時には、内容の細かいところまでは把握できません。もうホトンド私の第六感(シックスセンスってーヤツだな)で仕入れてしまいます。ってーことは私の勘が冴えてるってーことでしょうか。「おーっ!コレ買ってきて良かったよ!」 と素直に思ってしまいます。
 昨日のPositiveで 「ゆとり」 が欲しいなんて書いていましたが、よーく考えてみたら、この 「朝の読書」 の時間というのは 「ゆとり」 そのものだということに気がつきました。だってそーじゃありませんか?なんだかんだと忙しい毎日を過ごしている中で、毎日必ず10分間の読書時間が確保できる・・・・・・広い世の中にはこれっぽっちの読書時間も確保できないヒトもいると思います。そんなヒトに比べたらなんて嬉しいことなのでしょう。
 そう、生活に 「ゆとり」 をもってもらうための時間が 「朝の読書」 なのです。漫画を読んだり音楽聴いたりレポートこなしたりといった、ちっぽけなコトに費やすための時間にしてしまったらもったいないったらありゃしません。活字を読むことで、我々に返ってくるものにははかりしれないモノがあります。精神面でも知識面でも 「読書」 は無駄にはなりません。習慣付けることによって、豊かな大きな人間になっていくハズです。せっかくそんな機会を与えてもらっているのですから、他のコトしないでしっかりと 「朝の読書」 していこうじゃーないですか。
 あ、Positive読むのもいいけど10分間も必要ないでしょ。
 ウチのクラスのコトしかわかりませんが他はどんな状態なんざんしょ?


ええやんか、人とちごて。それが、あんたがあんたやゆう証拠やで

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