149 01月16日

ビミョーな出来事。

 こんなこと隠せずにいつか話してしまうのだから、フレッシュなうちに話しちゃいます。
 御存知のヒトもいるかと思いますが、数年・・・いや、数十年ブリに 「風邪」 なんてーモノをひいたようです。入試の2日目が終わった夕方あたりから胃が痛くなってきて、夜になるとどうしようもないくらいの悪寒が走ったので、コタツに入ってファンヒーターを背中20センチのところまで引き寄せていました。それでも寒くて寒くて仕方がありません。
 なにやら手足の節々や背中が痛み始めました。こりゃー明日の代休が台無しになってしまう、とクスリを飲んで早めに布団に入り、今日の朝を迎えました。今日は朝からオナカが痛みます。当然の如くオシリからはカタチ無きものの放出が数回続いています。
 普段は朝、もしくは昼には必ず米を食わないとやっていけないのですが、そんな食欲もわきません。しかし、気合いを入れにゃーならん!と、知り合いの中華料理屋さんに行って 「辛い」 ものをいただき、帰宅してのんびりと静養していました。
 ひと眠りする前にひと仕事してしまおうと思い、パソコンの前に座っていた時、フツーにおならが出てしまいました。が、肛門括約筋(かつやくきん)を通して、下っ腹に響く感覚が普段とは違うのです。「すすぅ〜」 とか 「ぷぅ〜」 ではなく、この時は 「みゅるぅ〜」 といった妙なものでした。
 「はっ」 とした私は、居間でテレビを見てくつろいでいる家人の前を、気持ちガニマタでそそそ〜っと通過し、トイレに入りました。そして、そそそ〜っとズボンとパンツを下ろしました。

・・・・・・・・・・・・・・・。

 トイレから風呂場に行くには、家人の前を通過しなくてはなりません。普段の洗濯は彼女の役目になっているので、たとえこの場をしのいで新しいパンツをはいたとしても、彼女なら 「あら、なんでパンツが一枚多いのかしら・・・」 と気付かれてしまいます。もはやこの事実は隠せないのです。
 仕方がないので、「いや〜、はっはっは・・・」、と出ていこうと決心したものの、ズボンもパンツもとてもはけるような状態ではありません。私に残されたのは、下半身丸出しで手にズボンとパンツを抱え、再び居間を通過して風呂場に行くという選択肢だけでした。
 「いや〜、はっはっは・・・、もらしちゃったよ・・・」、思いもよらぬスタイルで居間を通過する私を見て、唖然としている家人を横目に風呂場に入った私は、洗面器にぬるま湯と洗剤を入れて、ごしごしとパンツを洗っていました・・・・・・
 ああ、情けなや。風呂場を出たらなにを言われるだろう・・・
 それにしても、普段ほとんど病気をすることのない私は、今回の 「風邪」 を通じてヒトの優しさってーモノを知ることができました。病気にはなりたくないけれども、ならないとわからないコトってたくさんあるのですね。
 うん○たれと引き換えに、イイモノをもらった気がします。ちょっと得した気分ですが、ビミョーだな・・・。
 じゃ、諸君も一緒に・・・みゅる〜! 


好きならやれる、好きならあきらめられるわけあらへん!

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