162 02月05日

試験中。 

 卒業試験2日目です。
 試験期間中ということで、教習所とかには行っちゃーいけないコトになっています。わかってますよね。だいたい高校生なのに教習所に通うなんて・・・・・・あ、自分を基準に考えてしまいました。では教習所ネタです。
 私が自動車教習所に通い始めたのは、大学1年生の夏休みのことでした。浪人していたので、20歳になる少し前でしょうか。大学に通うこと自体、大金がかかってしまうので、親に負担はかけられまいと塾講師のバイトでためたお金を元にして通い始めました。夏は夏で遊んでしまっていたし、技能(車に乗る講習)はチケット制(乗る時に一回分のチケットを買ってから乗る、一回3000円だったかな)だったので、お金があれば乗って、無いときは教習に行かないなんてことをしていました。なんだかんだと結局免許取得できたのは年末になってからでした。
 当然車を買うお金などありません。ほぼ毎日使っている母の車はあきらめて、たまにしか使っていない兄の車(ニッサンオースター2ドアハッチバック、知らないって?)を貸してもらっていました。その都度その都度 「ねぇ、にーちゃん貸してよぉ・・・」 というコトもめんどくさくなってきたので、不在の時にこっそりと乗ってしまえ・・・という考えに至ったのはいうまでもありません。
 カーステレオからは先日話した 「サザンロック」 の大御所のひとつ、「オールマンブラザースバンド」 がガンガンに流れています。窓は全開、片腕を窓の外に出して、サングラスかけたゴキゲンなにーちゃん気取った私はいい気になっていました。信号待ちでショーウインドウに映る運転している自分の姿を見て 「おお、俺ってカッコイイじゃん」 てな感じです。
 そんなテンションで市ヶ尾(という地名がある)の商店街を走っている時です。前方の八百屋の前に路上駐車中のトラックを発見しました。「なんだよ、邪魔だな〜、も〜」 なんて思いながらヒョイとよけたつもりだったのですが、「ガガガガガァァァァァァ!」 という音が助手席側のドアから響いてきました・・・・・・「あぁ、ヤッテシマッタ・・・」 その場で車を止め、カーステレオのボリューム下げてサングラス外して (あぁ、俺はなんてカッコ悪いのだろう、さっきまではカッコよかったはずなのに・・・) トラックの側面を見ました。
 大した傷はありませんでした。というかドコに傷があるのかさえわかりません。こりゃーこっちも大丈夫だろうと兄の車を見ました・・・・・・白いボディーにくっきりとブルーのラインが入っています。見ようによっては結構素敵なラインです。反対側にも同じようにつけていければヨイのですが、そうもいかないのであきらめました。車を傷つけたのも初めてですが、修繕キットを買うために、オー○バックスのようなカーアクセサリー専門の店に行ったのも初めてでした。
 家の近所に車を止めました。幸いヘコミなどはほとんど無かったので、ごーっしごしごーっしごしとクリーナーつけてこすっていました。その甲斐もあったのでしょう、ブルーのラインは見事に消えました。カバ公園ネタに引き続き、本邦初公開話です。ごめんね、にーちゃん。
 いい気になって運転しちゃー駄目です。常に緊張感を持ちましょう。
 それにしてもトラックって強いのねん。
 試験2日目、緊張感持ってGO!です。 


おまえはおまえのままでおったらええんちゃう?

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