37 05月31日

雑感「5月24日」もひとついっちゃおう。

 ちょっと古い話題になってしまいます(日々の経過は早いものだな、まったくもう)が、先日の社会科見学の諸君の「雑感」をもうひとつ紹介しておきたいと思います。

    朝は早いし、バスは長いし、時間はないし、もう大変だった。けれど、本当イイ思い出
   になったと思う。
    私は東京って人が多くって、人が冷たくって、歩く速度がものすごくはやくっていう、あ
   んまり良くないイメージだった。
    そのうちの2つはあてはまっていた。というのは、歩くのがかなりはやかった。私はい
   もっ娘なので、歩くのが人よりもすごく遅いので、東京ビッグサイトの中ではどうしようか
   と思った。
    もう1つは人が多くて多くて、高3なのに迷子になりそうなくらいだった。
    しかし人が冷たいっていうのは私の思い込みだったみたいで、すごく優しく「写真撮り
   ましょうか?」とか言ってくれて、東京ってスキっと思った。
    だから社会科見学に行って、本当に社会科見学になったような気がする。でもどうせ
   なら女子全員集まれば良かったと思った。

 「いもっ娘」とは言い得て妙な表現です。うーん、そうかなー、と思いながらもなるほどなーと思ってしまいました。
 それはさておき、私もよく東京へ行きますが、結構みなさん優しいのですよね。世間を騒がしている凶悪な犯罪がよく起きるのも東京ですが、その反面で、あたたかいヒトたちがいることも事実です。「いもっジジー」の私はよく道を間違えます。近くにいるヒトに声をかけて尋ねることが多いのですが、皆さん優しく応えてくれます。コレは東京のヒトが優しいということの証明でしょう。決して私が脅かしているとか、圧迫しているとかではアリマセン。
 まあ、もともと地方からのヒトたちが集まっている集合体です。根っからの「東京者(いわゆる江戸っ子というヒト)」はだんだん少なくなっているようです。それなので優しいヒトたちも多いのではないでしょうか。
 こんなコト書くと「てやんでい!オレら江戸っ子にゃ人情がねえっていうことかい!冗談じゃないよ!こちとら人情が着物着てあるってるようなもんでい!こんちくしょうめ!」なんて言われてしまいそうですが・・・・・・。
 これ以上掘り下げると長くなってしまう(何故かというと、私の卒業論文は「江戸っ子堅気の成立」という題目だった。だから話せば長くなる)ので一旦締めくくります。
 これからもことあるたびに、諸君は東京に行ってイロイロと学んで来てください。悪いことは学ばないように。良いことを学んでくるのだ。


人と接するときは、ご馳走するような気持ちで、気前よく。

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