38 06月01日

「人の値うち」再度再び。

 この学級通信Positiveが、ホームページ上でも日々更新されていて、いろいろなヒトが読んでくれているというのは、前にも話をした通りです。先日、そのいろいろなヒトのひとりから「人の値うち」についてメールをいただきました。今回はソレを紹介します。

    「人の値打ち」
    人間にとって生命(いのち)ほど大切なものはない。ある人〔本人〕にと
   って、生きてゆく時々に直接・間接あるいは肉体上・精神上の差はあっても
   『価値』のある人物に対しての評価だと思います。因みに価値とは生命又は
   生活の維持発展に寄与する度合のこと。
    例えば弱い立場の人間を純粋に助けようとする人や、励ます事のできる人、
   真心を利害関係でなく与えれる人物への評価。
    詩を詠んだ人物は簡単に物事を評価し、言葉にだす世の中の風潮を哀れみ、
   嘆き、違うよ!気付いてと伝わります。
    世間の肩書きは生き抜く為に役立つ事も多々あるが、 人の値打はそれだ
   けで評価の対象にはならない程、奥深いぞと伝わってきました。
    『人は一人では生きられない』なら人の値打ちを議論しながら感謝される
   人物に成長する《決意》することが詩を詠んだ人への関わり方かな? どう思
   いますか? 気長に待ってます。

 『価値』=生命または生活の維持発展に寄与する度合いのこと、とあります。さて、考えてみてください。諸君は誰かの生命や、生活の維持発展のために「何か」してあげられたコトがありますか、また逆にしてもらったコトがありますか。
 よーく考えてみてください。必ずあるはずです。気がついていないヒトもいると思いますが、前にも書いた通り、諸君はそういった意味では『価値』のあるヒトたちのはずなのです。
 逆に生命または生活の維持発展の邪魔をしたことについても考えてみてください。簡単にいえば「いじめ」や「ちょっかい出し」等によって誰かに嫌な思いをさせていたら、ソレは生活の維持を邪魔したということになります。ものすごくささいなコトから大きなコトまで、あらゆるトコロに可能性があります。例えば教室内、自分の前後左右のヒトたちにそういったことをしていないか・・・・・・なんてコトを考えてみても良いかもしれません。
 『誰かに「嫌」がられている人間ではなく「感謝」される人間に成長していって欲しい』 というのが、詩の作者である江口いとさんの思いのひとつだと私も感じています。
 今日から6月、試験も近いし気合いを入れていきましょね。
 お忙しい中メールをありがとうございました。Mさん、感謝しています。  


動揺もすべて相手に伝えてしまえばいい。そうすれば、コミュニケーションははるかにうまくいく。

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