46 06月13日

ALWAYS LEARNING いつでも勉強。

 「学生の本分は勉強」いつの時代でも語り継がれて(そんなに大げさではないか)きた言葉です。諸君の本分は勉強ということになります。学校に来れば「勉強しなさい」家に帰れば「勉強しなさい」立ち読みしてれば「勉強しなさい」・・・・・・ってそれはないか。まぁ、どこへ行っても学生たるモノは学び生きていかなければならないモノなのでしょう。
 じゃぁ大人はどうだ、ということになります。種類や教科にもよりますが、諸君がやっている類の勉強をしなくたって生きていけるのが現状です。強いてい言うのであれば、たし算わり算ができなければ飲み会の幹事をした時に、ちょいと困るくらいです。
 前に、「人生死ぬまで勉強だー」なんてことを書きましたが、実際に私くらいの年齢になってしまうと、「そうは言ってもね、今のままでいいや・・・」派がとても多いのです。そんな年齢の私が最近勉強を再開しました。しかも諸君がやっているのと、ほぼ同じ内容のモノです。
 ホームページを運営しているとWeb上でいろいろなヒト達と知り合うことがあります。そういえば昨年度Positiveで紹介した”アヒルのぬいぐるみを世界一周させよう”というヒト達ともWeb上で知り合って、現在も交流を持たせてもらっています。
 まぁ、Web上でのそんなこんなやあんなこんながあって、なんと、アメリカを中心に活躍しているゴスペル(聖歌、映画でいうと『天使にラブソングを』だ)シンガーのJunkoさんという方と知り合いました。そんなきっかけがあり、現在はJunkoさんのお父さんのHarryさんという方(JunkoさんのホームページUSA版の管理者)と、メールを交換し合う仲になりました。もちろんwritten in Englishでございます。
 私の記憶が確かであれば、英語の勉強をしっかりとしたのは、大学受験を控えた浪人中がピークでした。その後、大学に入学して第一外国語として英語の授業がありましたが、ただ授業に出席していただけで、参加はしていませんでした。私の頭の中に、『英語=嫌なモノ』なんて図式があった程です。中学時代から洋楽中心の英語放送のラジオを聴きまくっていましたが、勉強という概念はありませんでしたから・・・。
 16年前のつたない記憶を呼び戻しながら、辞書を片手に四苦八苦しています。しかし、受験の時のような「手段としての英語」ではないので、送られてきた英文を読む時も、返事を書く時も、楽しくてたまりません。なんてったってナマの英語に触れているのですから。
 受験英語しか知らない私のどうしようもない英文を、Harryさんは直してくれることもあります。しかも丁寧に。スペルミスや文法ミスなんて大続出です。けれどもそんなことは気にしていられません。『失敗は成功のもと』という言葉の通り、間違えを恐れていては何も進歩はありませんから・・・・・・。そんな中で、Harryさんは『どんどん英語で話なさい』『失敗無しには進歩は無い』『失敗を恐れてはいけないよ』とも言ってくれています。あ、そっくりそのまま諸君にも・・・です。
 多くても一週間に数回程度のやりとりなのですが、コツコツでもこういったことを続いていくと、数年後にはとんでもないコトになっているかもしれません。Harryさんも数十年ぶりにフランス語を学び始めたとのことで、私の英語とどちらが上達が早いか競争しましょう、なんてコトにもなりました。いやぁ、勉強って楽しいモノなのだね、諸君!
  しかしひとつだけ失敗したと思ったコトがあります。
 高校時代にもっとちゃんと英語の勉強をしておけばよかった・・・・・・っつーの!


すぐに人を判断しないこと。あなたがばかにしている人の話をよく聞いてみるといい。大切なことを教えてくれるはずだ。

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