52 06月21日

ほよよ、新着情報4。(また偏った)

 新着入荷情報です。がしかし!最近行方不明になっている本が数冊あるようです。捨ててしまった、なんてことはないと思うのですが、毎回読んだ後、もしくは試し読みをした後に、きちんと元あったところに戻されていないようです。ヒーターの上、ロッカーの上、教卓の上、机の下・・・ちーと散乱気味のエリアがあるような気がします。なんだか小学生相手に注意しているみたいだ。いや、それ以下か?要注意です。
 ワケあってブック○フに仕入れに行けなかったので、ウチにあった本を持ってきました。かわいがってくれよな。

『道楽王』 鴻上尚史
自称「道楽王」の筆者(劇団「第三舞台」主宰)が、バイク、気球、ワイン、歌舞伎、エステ、スノーボード、味噌汁、スキューバダイビング等々、体験した全35の道楽記録。私が諸君と同じ年齢のころ、よくこのヒトのラジオ番組を聴いていたっけ。

『旅立てジャック』 景山民夫
でた、景山民夫。旅のスペシャリストでもある筆者が、あなたの旅を一段とグレードアップさせる秘訣を教えてくれる一冊。このヒトの本は小説だろうがエッセイだろうが、ハズレがないと感じているのは私だけだろうか。一編が短くて読みやすい。

『中島らものたまらん人々』 中島らも
またでた、中島らも。世界は広し人は様々、この世には想像を絶するくらい奇妙な人々が存在する。絵と文でその「たまらなくへんな人々」の実情を白日のもとにさらしだす。あなたの周りにもへんな人々は棲息している・・・かな。

『にぎやかな未来』 筒井康隆
「市民のみなさん。このたび政府は、公共放送のCM料金を値上げすることにいたしました。・・・CMがうるさいからといって放送のスイッチを切ると、罰せられます。・・・」軽妙なタッチで笑いを誘う、短編小説傑作集。

『農協月へ行く』 筒井康隆
他人の迷惑なんのその、あつかましいバイタリティで外国語の辞書にも載った”ノーキョー”さんが月へ行く。その他、いまや陸地は日本だけしかない「日本以外全部沈没」など、奇想天外な笑いの真骨頂が味わえる短編小説集。

『おれに関する噂』 筒井康隆
テレビのニュース・アナがだしぬけにおれのことを喋りはじめた。「山下ツトムさんは今日、タイピストをお茶に誘いましたがことわられてしまいました」続いて新聞雑誌にもおれの噂が・・・他「怪奇たたみ男」など狂気の11編。


落ち込んでいる人を笑わせる話をしてごらん。

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