65 07月10日

早起きじじいへの道。

 世の中に「早起きのすすめ」的な内容の本は沢山存在しているようですが、私はどれも読んだことがありません。が、しかし!諸君に早起きをおすすめしてみます。あくまでも私の主観に基づいてのハナシなので、全面的に受け入れなくても良いです。根拠のないイケナイことも含まれてしまっているかもしれませんので。
 私は早起きしています。何故ソレが始まったかというと、ものすごく単純な理由からなのです。人間に必要な一日の平均的睡眠時間は8時間だ、と聞いたことがありました。一日は24時間なのでその3分の1にあたります。コレを人生にあてはめると人生の3分の1は寝ていることになります。「そりゃーもったいねーっ」と思いました。私は年男なので9月になると36歳を迎えます。ところが、この平均睡眠時間を差し引いて、起床年齢(起きて行動しているアクティブな年齢、私の造語)に換算すると、なんとまだ24歳だということになります。若いです。若すぎます。ぴちぴちです。そんな若くてはナメられちゃいます。その分起きてガシガシ活動して、いろいろ経験して自分の実になることがあれば良いな、と思ったのが、早起きのきっかけです。俺の12年間を返してくれーってなもんです・・・・・・なんだかとてもお馬鹿なきっかけです。
 「早起きは三文の得」なんて言葉があります。早起きすりゃ得をするものだ、というコトなのでしょうが、私的にはコレは間違いなのです。早起きしたって得をしない時もあります。でもね、損は絶対しないのです。早起きで損したハナシは聞いたことがありません。「損したよー」というヒトがいたら会いたいくらいです。
 私は昔から段取りの悪い人間です。せっぱつまるまで物事に着手しない人間です。その性格を直そうという思いもあって、とりあえず始めてみた早起きなのです。決して年を取って自然に始まったというわけではないのですが・・・・・・。
 おかげで今は早起きじじいと化してしまいました。一昨年は7時に学校に着いていました。昨年は6時50分でした。どういうわけか今年は6時40分です。そんな早い時間に学校でナニやってんだーといわれそうですが、コレがなかなかに良いのです。
 まず職員室の窓を開けます。朝の爽やかな風で、どよ〜んと溜まっていた嫌ぁ〜な空気(朝の職員室は空気が悪い、何故だろう)を排除します(あ、今の時期はエアコンスイッチぼーん!)。その足でお湯を沸かしてトイレへ向かいます。コトを終えた後、その間に沸いたお湯をポットへ入れかえ、自分の茶を注ぎ、席に着いて「ずずずぅ〜〜、は〜〜〜っ」となります。職員打ち合わせが始まるまでの1時間半、ゆっくりと仕事に取り組みます。これから始まる一日を、余裕をもって受け入れることが出来るのです。もうコレはやめられません。
 その分帰宅時間は早いものです。さっさと切り上げて5時半には「ぷはーっ」とビールを飲んでいることもしばしばです。
 ま、諸君の場合は勉強したり本を読んだりというコトになると思いますが、1時間半という時間は目茶苦茶に貴重だと思いませんか。これから始まる一日を、楽しく余裕を持って過ごせるひとつの方法としてお勧めです。
 たまに泥のように寝てしまいますが・・・それじゃだめぢゃん、ってか。


子供を勇気づけよう。あなたの可能性も、同時に広がるから。

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