76 09月05日
山田かまち。
若さというのは若いからあるんじゃない
人間だから あるんだ
若さというのはただある
しかし
若さはつくり出すことができる
人間だから それができる
若さというのはただある
しかし
それがどんなにすてきな事なのか
若いために知らない
しかし
人間は君だったら
それがいったい何なのか 知ってるんだ。
1960年高崎に生まれ、1977年17歳の時、エレキギター練習中に感電死。死後に多くの絵や詩、日記・ノートが残された、山田かまちさんのことを知っているヒトも多いと思います。同級生で一緒にバンドを組んでいたのは、元ボウイの氷室京介さんです。先日久しぶりに高崎の方に行く用があり、「あ、そういえば10年ほど前に山田かまちの美術館に行ったことがあったな・・・」ということを思い出しました。
そんなこともあり、「朝読」用に諸君に買ってきた山田かまちの本をパラパラとめくっていたところ、いくつかの詩を諸君に紹介したくなりました。
時代は違えど、諸君と同世代。いうなれば等身大の諸君のあらわれでもあるかな、なんて思ってしまいました。国語の授業でもないので、解説があるわけでもありません。解釈の仕方なんて諸君の自由です。さささーっと読み進めてしまうのではなくて、たまにはちょっとじっくりと「詩」を読んでみてはどうでしょう。
それはさておき、10年ほど前に「山田かまち美術館」に一緒に行ったあのヒトは、今ナニをしているのでしょうか・・・あ、しまった、また淡く切ない思い出話を書いてしまうところだった・・・。
他の詩も紹介します。
次回だっつーの。
幸せを感じた瞬間を思い起こそう。まわりの人にも聞いてみよう。「これまででいちばんの一日って、どんな日だった?」話すにつれて、相手が力強くなっていくことに気づくだろう。いつでも、もっと生き生きとしたあなたになれる。