85 09月18日

あるヒトの意見。

 みなさんも知ってのとおり、世界最大の経済大国が同時多発テロ行為によって攻撃されました。
 そして、犠牲者が数万人とも数千人とも言われている中、TVニュースでは飛行機が衝突する生生しい映像や、ビルが崩れ落ちる光景や、血だらけで逃げ惑う人々の映像、助かった人のインタビューなどを放映しています。
 その後、今現在はというと、がれきの下に生存しているかもしれない被害者の救助活動をしている一方で、犯人探しと、そしてその犯人への「報復」を進めるらしいとのことです。
 「報復」って言葉に惑わされてはいけません。要は「戦争」を始めるってことです。しかも、その国の大統領がそれを宣言し、世論の8割以上が賛成したそうです。さらに、わが国のカリスマ総理もその報復という名の戦争を支持したそうです。
 ちょっと待ってください。それって、やったらやり返すってことですよ。
 また、TVニュースでは、反米感情の強い国の人たちの歓喜に満ちた顔も放映していました。
 何かがおかしいです。
 自分に殺意を持った人物が現れて、その人が行動に出たらどうしますか。攻撃は最大の防御ということで、反撃しますか。何でその人物が殺意を抱いたかを考えてみましょう。
 喧嘩両成敗ではないですが、武力に武力を持って対抗しても、また反撃に合うだけでしょう。なんとか、平和的な解決を願わずにはいられません。
 しかし、疑り深いおいらは、こんなことを考えてしまいます。もし、事前にテロ活動が行われることを当局が知っていたら。でも、そのことを故意に隠して、わざとテロ活動を行わせたとしたら。そして、圧倒的な世論を味方につけた「報復」という戦争を予測していたら。この一連の騒動で、誰か莫大な利益を得る人物がいるとしたら。
 例えば、戦争特需とかで、ドル高が進んだり、景気が回復したり、ある人物の政治手腕が評価され、人気が出たり、、、、、まるで、映画のようなTVニュースの映像を見ながら、こんなことを考えて、今後の世界情勢を見守っていきたいと思います。
 であ。なんか真面目なコラムになってしまいました。
 すみません、オチが無くて、、、

 前にもPositiveに意見を書いていただいた、Kスケ(奥深いヒト)さんのご意見をそのまま紹介させていただきました。さー、諸君はどうでしょー。


相手の立場に立ってコミュニケーションを交わそう。コミュニケーションは、互いの隔たりに橋がかけられたときはじめて可能になる。

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