96 10月09日

いろいろなヒト。 

 さて、後期に入って一週間が過ぎました。授業をはじめ、イロイロと軌道に乗ってきた、という感じでしょうか。「朝の読書」もほぼ定着してきたようで、諸君に対しては非常に有効だったかな、なんて思っています。それはさておき、今日のハナシはこれからの諸君に必要と思われることです。
 あと半年もすると諸君は、再び新しい人間関係の中で生活を始めることになります。卒業して、今までとは違う人間関係の構築をしていかなくてはならないということです。言い方をかえると、今まで接したことのないようなヒトとも、接していかなくてはならないということです。そんな中で諸君が心掛けることがあります。
 良いなぁ、と思ったヒトと出会ったら、そのヒトから学べるものは全て学び取って自分のものにする。逆に、悪いなぁ、と思ったヒトと出会ったら、ああいうふうには絶対にならないようにしよう、と心掛けることです。「そんなのわかってるよ」 なんて聞こえてきそうですが、コレがなかなか難しいのです。
 私も新しい学校に進学した時や、就職した時、職場が変った時・・・・・・その都度その都度、良くも悪くも私にとっての 「ニュータイプ」 のヒト達と出会うことがありました。「ええっ?、こんなヒトいたんだ!」 なんて、心を動かされたものでした。そんな中で出会った 「良いタイプ」 のヒトの話をちょこっとさせてもらいます。
 何が良いかって?ひとことで言うと、そのヒトのようになりたいな、なんて感じさせてくれるヒトなのです。ものの考え方や価値観には私と似通っている部分があったのですが、そんなものはここでは問題ではありません。どーでも良いのです。
 オトナ(出会った時にはお互いオトナという枠にはまっていたので)そのものの物の考え方や立ち振るまい、身につけているもののセンス、他人を思いやる心、何事に関しても前向きに処理する心、そして自分自身の仕事に対するプライド等・・・・・・、それまでの私の常識(てゆーことは、私のジョーシキってなんだったのでしょー)では考えられなかったモノ全てを身につけていたヒトだったのです。そりゃーそのヒトも人間ですから失敗もするし間違いも犯します。しかし、その時の潔さったらありゃしませんでした。本当に素直に生きているのだな、と実感してしまいました。
 今の私がどれくらい、そのヒトからいろいろなものをもらったかはわかりませんが、そのヒトと出会い、そのヒトから生きかたのようなものを学んだことによって、かなりのプラスになったことは確実です。大げさではなく、人生の指針を示してくれたといっても良いでしょう。
 諸君もこんな出会いが待っているはずです。もし自分に有効だ、と思われるヒトと出会ったら、積極的にアプローチをかけて、もらえるものはみーんなもらっちゃってください。

 さて、気がついたヒトが何人かいるようなのですが、「今日の一言」 を 「今すぐ始めよう」 から 「勇気をくれたこのひとこと(関西弁やで)」 に変更しました。何で変えたか?そりゃー全て紹介したから・・・何で関西弁か?そりゃーそういう本だから・・・・・・です。
 詳細はまた今度っつーことで。 


人生まる儲けとまる損はないんよ、そやから悲しんだらあかん

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