99 10月12日

ちいさなココロ。

 今年も諸君に赤い羽共同募金の協力をしてもらうことになりました。「ことになりました」というのもなんだかおかしな感じです・・・だって教室に、気が付くと重みを増している募金用の魚形貯金箱が常設してありますからね。それだけ諸君の中には「募金」という意識が働いているのでしょう。そこにたまっている小銭も今回の募金に加えていくつもりです。
 知っているヒトも多いと思いますが、今回の「共同募金」っていったいナニ?なんていうヒトもいるかもしれないので、ここでちょこっと紹介しておきます。
 この「共同募金」は、福祉施設・団体等からの申請をもとに、配分計画や募金計画をたてる、いわば「計画募金」です。要するに、集められた募金を本当に必要にしているところへ公平に配分してくれるということなのです。「社会福祉法」というきちんとした定めのもとで実施されています。実際に群馬県内のどういった施設でどういった使い方をされているか、ということも紹介させてもらいます。
 知的障害者授産施設「Y」では、大き目の陶芸窯を購入することができました。施設のヒト達は今まで以上に大きな作品ができるようになったと喜んでいます。
 精神障害者共同作業所「T」では従来からの作業種目である野菜の栽培に加え、本格的に「花」の栽培にも取り組むということで園芸ハウスの設置に取りかかることができました。
 「H」保育園では、「夢の馬車スイングファンタジー(な、なんだろう?スゴそうな名前だ。乗ってみたいぞ!)」という遊具を園庭に置き、子供たちが目を輝かせて乗っています。
 地域高齢者自立支援事業「N」では、一人暮らしのお年寄りの家の庭に、花の植木を配布することを広めています。「この花は毎日よく咲くよ」と、温かい会話が生まれ、交流の輪が広がっているとのことです。
 この他、紹介しきれないほどの福祉活動への基金配布の実施があります。私達のほんの少しの心遣いがが大きな実を結んでいくのです。小さなココロが大きなココロにつながっていくということ・・・・・・私はこういうのって素敵だと思うし大切だと思います。
 ただ単に「赤い羽根、赤い羽根・・・」といったって、どういうコトに使われているかがわかれば、募金にも前向きになっちゃいます。

 実は先日ハムハム君が亡くなってしまいました。ちっぽけな命でした。結構ぐぐぐーっとキタのですが、きちんと埋葬しました。・・・・・・んでもって気がつけば我が家にはハムハム君2(ツー)がやってきてました。ひゃー!


世の中いろんな人がいるんや。お前が何年か後に相手と同じ立場に立ったとき、同じことせんかったらええ。ただそれだけのことや。がんばれ オレはいっつも心の中でおまえに「がんばれ」ってゆうとるんや

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