Z5001 8月16日

負けてたまるかっての。あ、これは2学期に印刷して配るからね 

 オリンピック真っ只中のここ最近、久しぶりにどすーん!と来ました。Positiveなんてモノ発行している手前、何事に関しても、おそらく無意識のうちに、前に進もう進もうとはしている私がいるのですが、なんだかこの数日はかなりキツかったです。「もうどーでもいいや、どーにでもなっちゃえ、なんにもしたくないもんねーだ!しーらないっと!」 こんな気持ちになってしまったのです。原因はいくつか心当たりがありました。
 @今までコツコツと取り組んできた、私なりの教師としてのプライドを信頼しきっていたとあるヒトに(本心ではないとは思うが)否定された。←きっと私が悪い。Aおねーちゃんに嫌な思いをさせてしまった。←全面的に私が悪い。B兄貴に怒られた。←おそらく私が悪い。C車のフロントガラスにひびが入って修理代はおそらく約10万円。←100パーセント私が悪い。実は@とAという出来事があった後、野暮用で横浜方面に向かう用事がありました。その時に電車の中で読んでいた本に、素敵な詩が載っていました。はせがわゆうじさんという方が書いた詩です。ちょっと紹介させてもらいます。題名は 「逆風」 です。

  追い風よりも向かい風の方が
  浮力がつくんだ
  いつまでだって飛んでいたいから
  逆風の中を行くよ
  口笛吹きながらね

 背中に羽根を背負った人が夕焼けの中を飛んでいるといった、イラストつきの短いものでしたが、この詩でかなり救われました。仕事のこと、プライベートの事で逆風のど真ん中にいましたから。浮力がつく=成長する、でしょ。俺は負けねーぞ!今に見てろよー、ですね。
 ↑そんなことを電車の中で 「Posi」 の原稿にしよう、と携帯で打ち込んでいた私でした。けれども、この詩を読んで元気が付いて、横浜で野暮用を済ましたその翌日に、BとCがやってきました。年に1回程、自分の中でこういうモードになってしまうことがあるのですが、今回は駄目駄目でした。もうどうしようかと思いました。だから、「もうどーでもいいや、どーにでもなっちゃえ、なんにもしたくないもんねーだ!しーらないっと!」 てなモードになってしまったのです。昼真っから呑んで酔いつぶれて寝て、翌日にはなんとか解消されている、ということも過去にはあったのですが、いつまでもそんなコトはしていられません。かといってやることも無いし、おねーちゃんは会ってくれないだろうし、私にはいつもの様に文庫本を数冊持って、プールに向かうしか選択肢はありませんでした。
 毎日の様に通っていると監視員のおにーさんとも顔見知りになります。そこのプールでいつもかかっているBGMがあまりにも私のツボに近いので、おにーさんに聞いてみました。「この間かかっていたエアロスミス(アメリカのロックバンド)のCDは・・・」 「あ、自分のです。もしよかったらお貸ししましょうか。今週中ならまだいますから。それ過ぎてしまうと外国にいってしまいますので・・・」 「え、留学生なのですか、それとも向こうの大学に通っているのですか・・・」 「向こうに通っています・・・」 
 この後お互いの素性を明かす会話が続いていくのでした・・・。些細なことかもしれませんが、こうして素敵なヒトと出会えたことで、なんだか元気がでました。それでもってコレ書いている私がいます。
 へこんでいてたまるか。ふふーんだ!
 ぢゃね。
 あ、夏ポジなので↓の一言は無しだな。 


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