Z5003 08月22日

きたーっ! 

 ある日、私に一通のメールが届きました。差出人は、とあるテレビ番組制作会社の方でした。内容を一部引用すると以下の通りです。
 「当番組は、一部の教師の不祥事などで、教師全体のイメージが悪くなっていたり、家庭でのしつけ、情操教育、性教育など、本来、家庭や社会で教えるべきものまで、教師に責任が押し付けられている、また、政治家の教育改革が現場での教育とかけ離れており、教師にそのしわ寄せが行っている。など、厳しい状況にある教育現場のなかで、生徒のために頑張っている先生たちのご意見を伺い、今後の教育界について考えていこうという、情報ドキュメンタリー番組です。そこで、当番組では、番組に出演していただける現役の先生を探しております・・・」
 と、いうものでした。何で私のところに、と思ったのですが、きっかけはサイトで公開している学級通信だということがすぐにわかりました。教師という仕事に就いて以来、途中発行しなかった時期もありますが、学級通信を発行しながら、生徒諸君と触れ合っていく、というこのスタイルには、教師としての私の基本的な姿勢や理念(もちろん中に書かれている諸君からの意見や、日常のエピソードも含めてだ)がこもっています。そういったモロモロのことが評価されたのでしょうか。私自身、「俺は現場で頑張っているんだ」 といった意識を持ちながら過ごしているわけではありません。「コレが私流、フツーだよ、フツー」 という意識は持って過ごしていただけです。けれども、外部の方々にこうして評価していただいて、なんだか嬉しさがこみ上げてきました。うっしっし。
 その後、出演するしないは別として、アンケートの回答や教師という仕事をしてきた中で、何か素敵なエピソードなどがあったら教えてくれますか、という協力依頼もあったため、一個人としてモロモロと協力させていただきました。そのうちメールだけではなく、スタッフやプロデューサーの方から直接電話をいただくようになりました。これにはちょっと驚きました。だって普段の諸君との生活を話ししていただけなのですから・・・。
 私のいくつかのエピソードをもとに、それを実際に番組内で再現紙芝居やVTRで使いたい、また是非とも当日の収録に参加していただきたい、という話になりました。最後には、私のエピソードが無ければ番組が成り立たない、とまで言われました(本当かな)。私個人へのオファー(依頼)なので、「あいよ!がってん了解だぜ!」 と六本木にあるスタジオでの収録に行ってもよいのですが、前任校や塾の講師経験が8年間あるにしろ、本校での勤務13年間があっての今の私です。今までほとんど変わらぬ私のこのスタイルを貫き通させてくれた、という感謝の意も込めて(その部分を無視して出演しちゃうなんていうのは子供っぽいからね)、とあるヒトに、「私にこんなオファーが来たのですが・・・」 と報告しました。
 番組名は 「現役500人大告白!教師カンカン物語 先生だって人間なんだスペシャル!」 放送日時は、8月28日(土)午後2時30分から4時、チャンネルわぁ〜〜〜、フ○”テレビ!
 んでどうなったかって・・・、うっひっひ。
 その日になりゃーわかりますって。


BACK