ZP05 07月30日

暑い中での熱い思い。

 本校の家政科福祉教養系の生徒達が7月、うだるような暑さの中、連日市内各所の施設で、ホームヘルパー養成研修のための実習に励んでいました。その活動を紹介した、福祉教養系通信「マイペンライ」を紹介しようと教室に掲示しておきましたが、読まずに夏休みに入ってしまった諸君が多いようなので、その中からいくつか紹介します。目を通したヒトはもう一度読むコトになりますね。ま、いっか。実習に行った生徒達の声と担当してくださったヘルパーさんからの一言集です。熱いぜ!


 Tさんは、元芸者さんで姿勢がよくてハキハキしている。目もかわいくてすごくラブリーでした。
 2番目に行ったHさんのお宅では、料理をしてしまいました。どうしよう。腹をこわしたら。でも大丈夫みたいだったので安心。
 3番目のSさんのお宅に入ることなく、フ○ッセイに買い物に行った。この家の人はあんこ好きで少々変わり者だ。最後に、Zさんの家ではおじいちゃんがとてもすごい人らしく、ちょっとした尊敬。おばあちゃんといえばとてもかわいい人で、素敵な夫婦でした。
 <ヘルパーさんから一言> 掃除機かけ、調理、まあまあの手際でした。家でさらにお手伝いするともっと上達するでしょう。とても素直な高校生で好感がもてました。これからも勉強して頑張ってください。

 (午前中)Yさんのお宅で床の雑巾がけをしました。あんまり汚れていなかったけど、虫がいたりして、少し気持ち悪かった。あと、Yさんの髪を乾かす時、熱の加減をどのくらい離したほうがいいのか、難しかった。Kさんには冷やし中華を作った。今回の私は洗い物だけだったけど、いい経験になったと思います。
 (午後)歩き疲れて死にそうだった。道路が安定していなくて、車椅子を押すのがうまくいかなかった。
 初めて清拭をしました。Kさんがすごく気持ちよさそうだったので、すごくうれしかった。
 <ヘルパーさんから一言>家の中の仕事をなるべく手伝って、これからの将来のことも考えていって欲しいです。車椅子による散歩介護と全身清拭を体験していただきましたが、かなり頑張ってくれました。もう少し大きな声を出せるようになるとさらにいいですね。

 訪問した家の人はとても優しかった。でも残念なのは、3件目に訪問した家の人に会えなかったことです。2件目に訪問した家の人といろいろ話ができてとても楽しかった。学校や家族の話をしました。ダメだったことはあまり動かなかったことです。
 午後の訪問は1つしかなかったけど、時間が2時間という長いものでした。でも買い物をしていたら、1時間半かかり、掃除が約30分しかできませんでした。でも楽しい仕事だなと思いました。訪問が終わったあとで、ヘルパーの人に褒められたことがとても嬉しかったです。
 <ヘルパーさんから一言>笑顔・挨拶・言葉・態度、とてもよかったと思います。動きがテキパキとしており、好感が持てました。この調子で頑張って下さいね。毎日毎日の積み重ねがこの仕事では重みを増してきます。


 3名の生徒の体験記を紹介しました。暑い暑いと言っていてもナニも変りません。諸君を始め、皆将来の自分のために一生懸命なのです。暑いからってナニもしないでいるのではなくて、暑いからこそナニかしてやりましょーよ。
 暑さごときに負けてたまるかっつーの。ビールビール・・・・・・。


人のために喜んでなにかできるなら、自由な心を手に入れられるだろう。

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