ZP20 02月12日

先日から家庭学習。(ちょっと不適切なネタに反省) 

 というワケ(だからこういうワケなんだって)で、「家ポジ」 いきます。省略しないで表記すると、家庭学習中ポジです 
 自堕落でした・・・・・・。
 この数日間、すっかりと自堕落だったのです。自堕落にもいろいろとバリエージョンがあると思いますが、なんともいえない自堕落でした。
 原因はわかっています。『リービング・ラスベガス』 なる映画を観てしまったのが全ての始まりなのです。諸君も知っている通り、私はとっても影響を受けやすいタイプです。『スピード』 を観ては主演のキアヌ・リーブスのようにアタマを坊主刈りにしたり、『ターザン』 を観ては、体鍛えてワイルドな長髪にしようとしたり、ちょっと古くは、『ヒート』 を観てはロバート・デ・ニーロの煙草の持ち方を真似してみたり・・・・・・
 んでもってこの 『リービング・ラスベガス』 なる映画はナニかというと、ニコラス・ケイジが主役なのです。アル中(こういう言い方はあまり良くない。依存症というのが正しい。が、自戒を含めてあえて表記)の男が仕事を失い、家族を失い、退職金と車を売った金を握りしめてラスベガスに行くというハナシです。
 前にも書きましたが、私はほとんどお酒を飲まなくなっていました。別に体を壊したわけでも、お酒が恐くなったわけでも何でもありません。以前のように毎日飲むのではなく、週に一回程度は飲んじゃおうっかな、てな具合に収まっていたのです。
 ところがこの映画のニコラスったら、出会った女性の部屋に転がり込んで飲み続ける・・・ギャンブルをしながら飲み続ける・・・朝食を買いにいった先でも飲み続ける・・・ケンカして顔から出血してても飲み続ける・・・リゾートホテルのプールに潜っても飲み続ける・・・とにかくナニをしていても四六時中飲み続ける・・・・・・という、まさにアル中の王道ここにアリ・・・な役を演じきっているのです。
 おかげで私の体に 「ぼわっ」 と火がついてしまいました。「えーい、仕事は休みなんだから飲んじゃえー!俺はニコラス・ケイジだー!」 てな感覚なのでしょうか。持ち帰った仕事そっちのけで、映画の中のニコラスよろしくぐいぐいやってしまった私がいるのでした。
 ああ、連休よ再び・・・です。
 あ、この映画はフツーにヨイ作品に仕上がっていますから、是非御覧アレでもありますよ・・・た・ぶ・んね。
 しかしながら、こういう映画を観てしまったからこうなってしまったワケで、逆に、立派なヒトの伝記や実録映画を観たら、同じくそうなろうとする影響されやすい私がいるのだろうな・・・というコトを発見できたので、良かったといえば良かったのでしょう。
 影響されやすい自分を逆手に取って有効活用してやろうと、ただ今モクロミ中です。ふらふら〜っと旅に出てしまいそうなので、間違っても 『寅さん』 シリーズは観ないようにしますが・・・・・・なんてね。
 さて、私にとっては自堕落だった3連休も終息して、再び日常がやって来ます。案の定家庭学習期間だというのに、登校を余儀なくされているヒトの多いこと多いこと・・・・・・ホントにあんたたち3月1日に卒業を控えた3年生なのかい?ってな感じです。しかしながら誰も来ないとコレまたサミシイので複雑な思いです。
 そんな諸君は、『今を生きる』 を観てきちんと卒業して行ってクダサイ。自堕落しないでね。


「楽しいことは2倍、悲しいことは半分」になるってホンマやなぁ。おまえといっしょやったら、ホンマにそうなるわ

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