それは先週のこと。
長い間行きたいと思っていた場所へ出掛けてきました。
去年のGWなら益子でしたが、今回は「安藤勇寿「少年の日」美術館」です。
実はココへ最初に行きたいと言い出したのは父でした。
数年前に場所が良く分からないまま、迷ってようやく辿り着いたら「休館日」という
くたびれもうけなオチを付けて、それっきりだったのです。
その後、父は一人で見に行ったらしく、私は気になったままでした。
しかし、友人のリクエストで思い掛けなく行って来られました。
(どうもありがとう)
案外そんなものなんでしょうね。
心掛けていると、不思議につながる。
そこで出会ったのは、色鉛筆の柔らかい色合いで描かれた「少年の日」の
ほのぼのとした懐かしい情景でした。
中でもいちばん心を打たれたのは「泣きむし」というタイトルの
夕焼けの中に帽子をかぶった男の子が目をこすって泣きじゃくっている姿。
そんなふうに泣きじゃくった子供の自分がそこに映りこんで見えたのが
じ〜んと心に響いたのだった。
他にもいいなぁと思う絵に後ろ髪引かれるようで、絵はがきを購入して帰りました。
絵も詩も心にふれるときは、求めているときなのだと改めて感じた日でした。

(4月22日更新)
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