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最近では、コンビニなどで賃貸情報誌が販売されるようになり、非常に便利になりました。
ただ、ひとつ注意しなくてはならないのは、雑誌などの場合情報が掲載されるまでに、一週間から二週間程度かかるため、よい物件は発売日にはなくなっていることがありますので、確認してから 検討しましょう。
また、自分の住みたいエリアの不動産会社をマメに回ってみるのもよい方法です。案外よい物件が 見つかったりします。
補足として、不動産会社には、おおまかに二通りあり、ひとつは客付け業者、もうひとつは、元付け業者で、前者は主に集客に力をいれています。後者は管理物件が多いのが特徴です。 不動産会社を訪ねるときは、どちらのタイプか見極めるようにしてみましょう。
最後に気をつけたいのは、基本的に案内・相談は無料ですから、案内してもらって気に入らなければお金をはらう必要はありません。手付け金は契約の意志が固まってからです。安易に出すものではありません。
無理のないプランをたてましょう。
一般的には給料の1/3程度以内がよいと言われています。近いうちに大きな出費(出産・入学等)を控えている人はそれもよく考えて。
また、予算オーバーでも きれいな物件を見ると無理をしたくなりますが、そのあたりはよく考えて!(手付けはまだですよ)
できるだけ、余裕をもって計画しましょう。事前に部屋の掃除ができるぐらいの余裕は欲しいものです。引っ越しは案外時間のかかるものです。朝からしても終わったときには、暗くなっていた、なんてことも よくあります。
「ばたばたしていて、ガスの開栓をわすれてしまった。」あわてることはありません。 夜でもガスセンターの24時間対応してくれるところがありますので、大丈夫です。電気は部屋のどこかに ブレーカーがありますから、それを上げてください。水道は部屋の外にメーターボックスの中に栓がありますので、 もしでなければ、それを開けてください。
バルコニーの方向・外観・間取り・単身向けなら、風呂トイレ別・キッチン・洋室・和室 フローリング・じゅうたん・エアコン等々色々好みがありますが。全てを満たすものはなかなかないものです。
優先順位をつけて、ゆずれる部分、ゆずれない部分をはっきりさせて、部屋探しにのぞみましょう。 考えられる項目について、物件ごとにポイントをつけて、評価してみるのもひとつの方法です。
不動産会社にも、得手・不得手があります。売買・店舗・テナントビル・賃貸住宅など得意分野が あるのがふつうです。
また、不動産会社は免許をうけて、営業していますから、例えば
****知事(5)第@@@@@号
の様に( )の中に番号があります。これは、3年ごとに免許が更新されますので、例の場合は5回更新していることになります。
あらかじめ整理しておいた希望条件に照らし合わせながら比較して行きます。
物件の見学はできる限り、いろいろな時間帯に何回か行い。時間帯によって、前の道路が抜け道になっていたり、暴走族のたまり場になっていないともかぎりません。 一人暮らしの女性は、特に夜どんな所なのか確かめておきましょう。
エアコン・換気扇・流し台・ガスコンロ・給湯器・照明等が、正常に作動するか、確かめておきましょう。
また、電気・ガスは閉栓されていることが多いので、入居後修理してもらえるか、しっかりと確かめましょう。 紙に書いて営業マンに渡しておけば、より確実です。
病院・スーパー等生活に必要な施設はあるか?また周辺の交通量は? 駅までの距離は?など不動産会社の担当者にどんどん尋ねましょう。
車で見学にいくなら、行きたい場所によってもらっても いいでしょう。たぶん、気持ちよく応じてくれるはずです。
借りたい物件が決まったら、入居の申込みをします。通常不動産会社に 申込み用紙がありますので、それに記入します。できるだけ正確に、詳しく記入します。
その後、担当の営業マンが家主に確認をとってくれますから、OKがでれば 手付け金を預けます。その時に契約書をもらえることもよくあります。 通常、このときに重要事項説明が行われます。法律上は契約締結までにしなくてはならないことに なっています。
また、家主の確認がその場で取れない場合、申込み金(家主承認後手付け金に充当できる。) を預ける場合もあります。いずれにしても、借りる意志が固まってから、手付金を預けるようにしましょう。
宅地建物取引業法で定められたもので、不動産業者に義務づけられています。
賃貸の場合、 物件の概要(所在地、構造、等)はもちろん、最近の建設省の指導では、当該物件の抵当権の有無、設備 に関しては、その形式(ワンルームでは、3点式ユニットバス)、そして関西においてよく見られる、 敷引き(或いは 解約引き)を原状回復費に充当するか、否かも明記すべき事項に含まれることになりました。
契約に関する重要事項(契約期間、更新料の有無、解約予告期間等)は言うまでもありません。
説明の途中でわからないことがあれば、どんどん質問しましょう。
重要事項説明が終わったら契約です。賃貸の場合、家主・契約者・保証人が一堂に会して契約するのではないケースも しばしばあります。
契約書を各人持ち回りで署名・捺印して契約書を作成します。その場合、不動産会社で 契約書の説明はきちんとしてもらいましょう。「後で、読んでおいてください。」などというのは、 トラブルの元。納得してから契約しましょう。どうしても納得できない文面は変更してもらうようにしましょう。
全員そろって契約する場合は面倒でも読み合わせしながらすすめましょう。
基本的にだれでもかまわないのですが、万一の時の保証人ですから、身内の人になってもらえれば、 一番ではないでしょうか?会社の上司になってもらう人がありますが、将来転職した場合のことを考えると あまりおすすめできません。
通常、保証金・最初の月の家賃(日割り計算が一般的)・翌月分の家賃(月末に契約する場合) 仲介手数料(家賃の一ヶ月分)・場合によって住宅保険(火災保険・水漏れ保険とも...) これらは、ほとんどの場合必要です。
まれに、消毒代と称して何万円か請求される場合がありますが、なにを?どのように? 消毒するのか、よく確かめましょう。
不動産会社が代理店になっているケースが多いようです。主に水漏れが起こった時のために、加入を義務づけているようです。
マンションなどの場合、完全に防水してあるのは 風呂位です。「洗濯機のホースがはずれてしまった。」とか、「シンクに水をためていたらあふれてしまった。」そんな場合、 ひどい時には何階も下まで水漏れしてしうこともあります。そうなると、下の階の補修費だけでも 大変な金額になってしまいます。安心料と思って加入しておいた方がよいでしょう。
マンションの場合、気密性が非常に高いため、入浴中と後には必ず換気扇をつけましょう。翌日までつけておけば、大抵乾いてしまいます。 また、石けん分が残っていたりするとよけいにカビやすくなります。
一階・二階の方はとくにご注意を。バルコニーから侵入されることがあります。
また、長期不在の場合は 新聞受けに郵便物がたまらないようにしておきましょう。新聞はストップして、管理人さんには連絡先等知らせておきましょう。
マンションは気密性が高いため、結露も起こりやすいもの。特に北側の部屋などカビだらけになることもよくあります。 こまめに換気しましょう。
また、ガス・石油を使用する暖房器具は燃焼する際、水蒸気を発生しますので、よけいに結露しやすくなります。 結露したときはすぐにふきとり、こまめな換気をこころがけましょう。ホームセンターにいけば除湿剤や結露防止フィルムというものも売っています。
しょうゆ・ソース・コーラ・ジュース・コーヒー:すぐにお湯で絞った布でたたきながら拭きます。
酒類:アルコールでたたきながら、ふきとります。
チューインガム:氷をあてて固まらせてからはがします。
口紅・ファンデーション:アルコールでたたきぶき。それから、洗剤液でつまみとります。
タバコの焼けこげ:スチールウールかワイヤブラシでこすってから、オキシドールで漂白します。あまりひどいのは無理。
当初契約した通りに解約予告を行います。一ヶ月以前に予告しなければならない場合は、その通りにします。 注意したいのは、退去時は日割り計算しない場合が多いので、たとえば、9月12日に明け渡そうとするときは、8月末までに予告しましょう。 もしどうしてもうまく行かない場合は不動産会社に聞きましょう。
解約通知は通常は書面でおこないます。不動産会社によっては、 電話で済む場合もありますが、いずれにしても、契約書に従って行うのがベストです。
引っ越し業者に連絡して、見積もりをとりましょう。できれば、複数の見積もりをとって、比較しましょう。 引っ越し業者によっては、段ボールを無理矢理置いていって断りにくくしたり、着手金を要求したりする場合もあるので、ご注意を
引っ越しが長距離になる場合、費用も高額になります。運ぶより現地で買ったほうがいい場合も多々ありますのでよくかんがえて・・・
通常、家主或いは管理会社の立ち会い検査があります。故意に破損させた場合はもちろん、子供の落書きもきれいにしなくてはなりません。 基本的に契約書にしたがって、補修費を負担しなくてはなりません。自分で修理できる部分はやっておきましょう。
タバコを吸うかたが いた場合、クロスがタバコのヤニだらけだったりすると、費用を負担しなくてはならないことがあります。いずれにしても、契約書をもう一度読んでおきましょう。