2026年6月20日(土)~8月23日(日)

開館時間:午前 10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(7月20日を除く)、7月21日、8月12日
観覧料:無料(特別展示室のみ)
主 催:足利市教育委員会、足利市立美術館
共 催:國學院大學博物館
協 力:公益財団法人足利市民文化財団、一般財団法人おもい・つむぎ財団
【杉原祥造とは】
杉原祥造(1883‒1926)は、近代刀剣学の黎明期を支えた研究者です。
当初は歯科医を志しましたが、新刀研究の第一人者・神津伯との出会いをきっかけに、刀剣研究の道へ進むことを決意します。大正7年(1918)からは國學院大學で刀剣を講じ、同9年(1920)には杉原日本刀学研究所を設立しました。膨大な実見資料と押形をもとに比較・考証する手法を確立し、大正期における日本刀研究の体系化に寄与しました。
また、行方不明とされていた天下五剣のひとつ《数珠丸恒次》を再発見したほか、《山姥切国広》を見出した人物としても大変重要です。とくに本市ゆかりの刀剣である《山姥切国広》については、作風や号について詳細に記録しただけでなく、いち早く同刀が《本作長義》に私淑した作である可能性を指摘しました。
晩年には『長曽祢虎徹の研究』の刊行を発表し、銘字を一点一画まで精査する画期的な研究方法を示しました。大正15 年(1926)、同書の刊行を目前に44
歳で急逝しますが、その研究は門下に受け継がれ、現在の刀剣学においても重要な基盤となっています。
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