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| 遮熱塗装は赤外線を吸収しにくい着色顔料を用いて色彩を追求したものです。色によって若干異なりますが、 同色の一般塗料に比べて、６５〜９０％の赤外線の吸収を抑えることができます。結果として、塗装表面温度 で１０〜２０℃、室内温度で約１０％下がるので、室内環境の向上や冷房代の節約ができます。 遮熱塗料は一般住宅の屋根・外壁だけでなく、工場の折板やスレート屋根などにも用いられます。その他、 特殊な用途として、畜産施設の飼料タンクに塗ることにより、タンク内の温度の上昇を抑え、雑菌の増殖を防 いだりします。 |
| 断熱塗装とは言葉のとおり熱を伝わりにくくする塗膜を形成する塗料を使い施工します。 四季を通じて室内の温度変化を少なくするように、内装に適用されるものです。多孔性の塗膜に含まれる空気に よって、塗膜内部での熱の移動を抑制する働きをもちます。 断熱材として一般的に使用される発砲スチロールやグラスウールなどの成形断熱材（パネル）に比べると、吹付 け塗りの断熱塗料は凹凸のある壁面への適用が容易であることと目地のないシームレスのため、最大限の断熱 効果をえられる塗装です。 |
| プラスチックなどの絶縁体の表面は摩擦や接触により静電気が発生したり、塵埃が付着したりで火花放電が生じ る場合があります。このトラブルを防止するために、絶縁体に塗装してある程度の伝導性を付与し、帯電防止効 果を持たせる塗装です。 エレクトロニクスやバイオテクノロジー及び精密機器などの分野では、その作業環境の清浄化を徹底する必要が ありクリーンルームが設置される。クリーンルームの天井、壁、床には帯電防止塗料であるクリーンルーム用塗料 を施工する。塵埃が溜まらないように継ぎ目や段差をなくすとともに、帯電防止効果によって塵埃の付着やカビ 抵抗性によって微生物の生育を防止する効果がある塗装です。主に化学工場、薬品工場、食品工場に適用され ます。 |
| 市街地の電柱や歩道橋、塀などによく見かけるポスターやチラシを貼り付けようとしても、この塗装をした塗膜には それが貼り付かない機能を付加する塗装です 貼紙などはそれ自体が美観を損なうばかりでなく、残った糊を除去するときに塗装をボロボロにしてしまいます。 貼紙防止塗装は素材に応じて塗料の種類を代えることにより施工が容易で補修塗りもできます。 |
| ゴムシートなどを貼るシート防水などに比べ、複雑な形状でも簡単に施工でき、つなぎ目の無いシームレスな塗膜 で美観に優れるなどの特徴がある。また、改修時に建物の傷み具合や利用方法に最適な防水層を提供でき、改修 工事用として需要が多いです。 ５・６年毎にトップコート（最上位の塗膜）を再塗装することで１５年程度の防水性能の保持が可能です。 １５年以上の改修工事でもウレタン防水層の塗り重ね（２，３回）で済み、防水層の全面撤去が無い分工事費が 安くなります。 |
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